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ブラック企業の元社員ののんびり田舎生活~けどテイムしたモンスターが特殊でのんびりできねぇ!?~  作者: ドラゴロイド


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第25話 俺の身内登場

オニキスが増えた俺たちの戦闘はとにかく楽だった。


ヒヒ~~~ン!!

ぽーーーよん!!

「ここまで楽に攻略できるとは・・・夢にも思わなかったな」


シエルが風魔法で吹っ飛ばし、オニキスが体当たりで蹴散らして、俺は倒れたモンスターのドロップ品を回収するだけの作業となっている。今のところ、魔石とゴブリンが倒した際に低確率でドロップするナイフを回収している。


「俺も体を動かしたいんだがなぁ~~~この子達が速い速い」


モンスターを見つけた瞬間、速攻を仕掛けるかのように突っ込んでいくからな。しかも、シエルが風魔法を使って、ダンジョン内の敵を索敵してるっぽいんだよねぇ。

ここまで器用な魔法の使い方をするとは思わなかったよ。


「休憩するか?」

ヒン!!

ぽよん!!

「そうですか」


元気が有り余ってよろしい!!


ヒン?

「うん?どうしたんだシエル?」

ヒンヒンヒ~~~ン

「えっ!?向こうに人がいるって」


シエルが索敵で同業者を見つけたようだ。・・・ってマジか!?


「もしかして・・・こっちに向かってきている感じか?」

ヒン


コクリじゃないんだよ~~~。特にシエルは俺と一緒にネット掲示板に写真が載っていたからね。バレてしまったら絶対に絡まれる未来しか見えないよ!!


「どうしようか・・・シエル!!オニキス!!。お前たちは岩陰に隠れてくれ!!頼む!!」


と俺が切羽詰まった表情で言ったのを見て、シエルとオニキスは互いの目を見て頷き岩陰に隠れてくれた。テイムのスキルを手に入れてよかったと本当に思う。


すると、向こうからきゃぴきゃぴとした声が聴こえてくる。この声の感じから女の子が2人向かってきていることが分かった。

そして、


「あれ?お姉ちゃん、こっちに戦闘の跡が残っているよ」

「ほんとだ。って同業者の方・・・って優馬さん!?」

「・・・真奈美(まなみ)瑠莉奈(るりな)か!?」

「本当に優兄だ!?」


現れたのは、俺の親父の弟の娘さんである真奈美と瑠莉奈だった。


今年の4月から真奈美は高校1年生、瑠莉奈は中学2年生になる。

性格は真奈美がおっとりマイペースに対して瑠莉奈はしっかり者だ。

色んなことが真逆な姉妹なんだよな。料理は真奈美が得意で瑠莉奈は壊滅的だし、運動は瑠莉奈が得意で真奈美は運動音痴なんだよな。


「お前たちも探索者のスキルを手に入れたのか?」

「うん・・・たちってことは優兄も?」

「最近手に入れてな・・・って真奈美は髪の毛どうした?黒髪なのに先端が赤いぞ」

「私のスキルが火魔法で・・・何かこうなっちゃった」

「なっちゃったって・・・こんなことってあるのか?」

「たまにあるらしいんだって。属性の適性が高いと体の一部が変化するって」

「へぇ~~~。瑠莉奈は槍か?」

「うん!!優兄は・・・剣なの?」

「それは・・・えっ~~~とだな」


従妹だから信頼は出来るけど・・・これは俺のスキルと従魔たちのことを話した方がいいかな?


「2人は口が堅いほうか?」

「はい」「うん、そうだけど」

「これから俺のスキルだが・・・結構ヤバいっていうか」

「そんなにヤバいの?」

「世界で初のスキルらしい」

「それは・・・本当にヤバいですね」

「聞いたら墓場まで持って行くって約束するなら言うぞ」

「うん!!約束する」

「私も約束します」


2人の目がキリッとした目になったのを確認し、この子達は信頼できると肌で感じることができた。


「俺のスキルは・・・・テイムだ」

「「・・・・・えっ・・・えっーーーーーー!!」」


姉妹の驚きの声がダンジョン内で響き渡るのだった。

説明・・・早まったかなぁ?


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