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ブラック企業の元社員ののんびり田舎生活~けどテイムしたモンスターが特殊でのんびりできねぇ!?~  作者: ドラゴロイド


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第159話 共鳴スキルはやっぱりチートだよ


こうして、甲府ダンジョンの14層を攻略していくのだが、


・・・これはすごいな。




「みんな張り切っているな」


『敵モンスターがごみのようだ』


『ごみは言い過ぎでは?』


『それぐらいの戦闘力の差が出ているよな』




本当にそれ。


出てくるモンスターは下に降りるたびにちょっとではあるが強くなってくる。


だけど・・・うちの子たちの前では無力だな。




「ゴリラやサルはオニキスとメリアで動きを封じれるってのがいいのかもな」


『あいつらの動きはウザいからな』


『挑発行為をしてくることもあるんだって』


『オニキス君とメリアちゃんの前では無駄だよな』




そして、出てくるカエルやクマをシエル・シラユキ・ナイト・ドライトがぼこぼこにしている。


・・・特にシエル・シラユキのミスリル装備を装着している2体がな。


威力が向上していてヤバいのなんの。




「・・・ミスリル装備は鬼に金棒だったのかな?」


『マジでそう』


『心なしか・・・ナイトちゃんとドライト君もいいなって感じの目で見ているのがね』


『本当に・・・うらやましいんだろうな・・・俺もだけど』


『探索者は喉から手が出るほど欲しいからな』




本来ミスリル鉱石はダンジョンの下層のほうで出てくる


<ミスリルゴーレム>からドロップするんだとか。


しかも・・・それが低確率ってのがね。


だから、この序盤でゲットしている俺のことをうらやましいって思われるのは仕方ない。




「鉱石関連は・・・ゴーレムからしかないのかな?」


『宝箱から出てくることもあるって』


『それも低確率だけどな』


『あと、砂漠の階層のダンジョンで鑑定スキルを持っている探索者がいれば鉱石を見つけることができるってな。もしくは土属性のスキルを持った人のどっちかだ』


「・・・結構難しいな」




・・・それはそれで大変そうだな。


俺の場合は・・・ドライトがいるからな。




「ドライトは・・・鉱石の探知はできるの?」


モグモ!!


「できるのか・・・お前はやっぱりすごいな」


『ドライト君も土魔法が使えるから探知できるのか!?』


『マジでユウのパーティーって完成されている感じがするよな』


『遠距離系からは特にそうだよな』


「その分、近接はシラユキとメリアに頼らないといけませんけどね」




魔法攻撃のバリエーションなら豊富だけど。


近接の物理の場合、突進攻撃を主にする子たちが多いからな。


他だと、シラユキの爪攻撃とメリアの槍しかないのがね。




「突進攻撃以外に何か・・・俺か」


『確かに』


『ユウの共鳴スキルを頼る必要が出てくるのか』




共鳴スキルでシエルたちとつながることで俺も前線に立つことができる。


・・・ちょっと試してみようか。




「次のモンスターは俺が戦うよ。シエル、シラユキ。共鳴お願いな?」


ヒンヒン!!


ワンワン!!




ということで、次に現れるモンスターは俺が相手をすることに。


・・・出てきたのはグランドモンキーだ。




キキキーーー!!


「<共鳴>発動!!対象はシエルとシラユキ!!」




共鳴を発動し、俺は対峙した。


向こうはどうやら俺のことを舐めているみたいだな。


・・・それは命取りだぞ。




キャキャキャ!!


「笑っているみたいだが・・・俺だってやれるんだからな」




と俺はシエルの風魔法を発動させて、剣にまとわせて斬撃を飛ばした。


いきなり斬撃を飛ばした俺に驚きながらもそれをかわそうとした。


そこが狙い目だ。




「今だ!!」


パキパキパキ!!


キキーーー!?


『地面が凍った!?』


『そっか!!シラユキちゃんとの共鳴はこのためにだったのか』




そう、シラユキの氷魔法で地面を凍らせながらサルの足を凍らせた。


コイツなら簡単に壊せそうだが、その一瞬が命取りだからな。


だって・・・お前は何をよけようとしたのかな?




「それじゃあ・・・バイバ~~~イ」


キキーーー!?


スパン!!




と俺が最初に飛ばした風の斬撃によって一刀両断。


倒すことに成功したのだった。




「・・・改めて・・・共鳴スキルって強いな」


『共鳴を発動したユウってC級ぐらいはあるよな』


『実際、これにオニキス君やナイトちゃん、メリアちゃんにドライト君ともできるからな』


『ユウも・・・そっち側だったか』


「俺単体は弱いんですけどね?」




そう。俺1人だとここにこれることはまずないからね?


共鳴がなかったらただの魔力だけある1人の男性だからな?




「パパかっこいい!!」


ぽよんぽよん!!


モグモグーー!!


「・・・ありがとな」




こうやって褒めてくれるのはうれしいけど・・・俺が戦っている横で


さらっとゴリラを仕留めないでね?


俺の活躍は・・・やっぱりないと思ったほうがいいね。




「それじゃあ・・・このまま進むとするか?」


ピィィィーー!!




と全員まだまだ元気みたいなので、このまま15層に降りるのであった。


・・・15層のボスは一体何が待ち受けているのか。


・・・楽な戦いならいいのになぁ~~~




『十分楽な戦いだと思うけどな』


『従魔の子たちの強さが半端ないよな』


『・・・ユウも親バカならぬ従魔バカってことなのかもな』


『「うちの子サイキョーー!!」って感じか?』




と視聴者たちからコメントをもらっていることに気づかずに


そのまま奥へと向かうのであった。

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