↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

こういう世界です

鈍亀更新ですのでご了承をお願い致します。

ガバガバ設定ですので気に入らない人はブラウザバック推奨です。



よう、少年。

こんな場所で何してるんだ?


夕焼けが少年を照らし、少年はその場にたたずんでいる。

後ろから声をかけられる。それに対し振り返ることなく、返事をする。


「見てわかんだろ、黄昏れてんだよ」


別にお前がまだ盛りを迎えてすらないだろうに…


「そういうつもりで言ったわけでも無いんだがな」

乾いた笑いをしながら声の方を向く。が、誰もいなかった。


「まあ、こんな世界にいるんだ。そういうこともあるのかもな」

少年は小さく呟き、元見ていた方に向きなおす。

そこは城壁の上。されど、城壁と呼ぶには内側に守るべき筈の城の姿は無く。どこまでもどこまでも広がる大地には、無数の十字架が刺さっているばかりだった。


「もうあれから、どれくらい経つのだろうか…」


「お迎えに上がりました、我が君。」

再び背後から声をかけられるが、今回は知った声だ


「スネークでいい」

先ほどまでの声と一変し、限界まで低く渋い声をだし返事をする


「一人でふらふらしてないでくれ、この辺りはすっかり平和になったといってもアンタを狙っている人間はまだ五万といるんだ。せめて護衛くらいは連れていてくれ、しっかりしてくれよボス」

声を掛けてきた相手も相手で、ノリよく対応をしてくれる。


「わかっているさ、カズ。

さあ、帰ろう。俺たちのマザーベースに」


少年は振り返ることなく、躊躇うこともなく城壁から飛び降りた。

城壁には既に誰もおらず、最初から誰もいなかったかのようにも思えるほどに静寂な空間を夕日が照らしていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。