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孤独と温もり
2026年11月中旬
川井七絵は27歳、一人暮らしの会社員。
18歳で家を出てから、一度も実家には帰っていない。
厳しすぎる家柄に嫌気がさして、物心ついた頃から家を出たいと思っていた。
今年で9年間住む古びたアパートも七絵好みにアレンジして、それなりに気に入っている。
もうすぐクリスマス。
この間、雑貨屋で買ったクリスマスカードをカードスタンドに立てて、少し前に編んだ白のモチーフ編みのコースターに赤いマグカップを乗せ、ハーブティーを飲みながら、満足してた。
七絵は時々、親友の結衣を呼んでご飯を食べる時以外、長く人と食卓を囲んでいない。
『クリスマス…今年も1人かぁ、結衣でも呼んで、タコパしようかな。』
昨日、給料が入り、七絵は一か月分の生活費のやりくりを済ませ、少しの貯蓄をし、自由に使える金額を明確にする。
毎月大体15000円
これが七絵の小遣いになる。
明日は土曜日。
『久しぶりに外でご飯食べようかな。』




