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バスの中では不思議な現象が起きていた。


学生達がお年寄りに席を代わっていくのだった。


混雑しているのに


代わる人も代わられる人も笑顔で


小さな男の子が久美子のお父さんらしき人に席を譲っている。


どちらも笑顔で少年のお母さんも笑顔で頭を下げている。


このバスの中だけは別世界なのだ。


気がつくと久美子とお父さんが降りていく。


老婆の降りるのに手を貸しながらだった。


鵯越。。。あれ学校まで後2つあるのに


別のバスを待っているようだった。。。。「実家でもあるのかなぁ~」手を振るったけれど気が付いていないようだった。






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