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停留所でバスが止まる。


妊婦さんが乗り込んだ。


席はない。


代わろうか?


目を伏せた


「得するわけではない。知らないふりをしましょ」頭の中で言い訳をする。


「良かったらどうぞ」男の人の声が聴こえた。


何故か敗北感を感じ顔を上げる。


父と同じくらいの年齢だろうか?背筋が伸びてかっこいい紳士に見えた。


私と同じくらいの人と乗っているようだ。


娘さんが通路側に移動して妊婦さんが窓際に座った。


「子供が立てよ」心の中で呟く


次の停留所では杖をつきながら「あ!いつも意地悪婆さんだ」


紳士が声を掛ける。。。「可哀想に嫌な思いするのに」(心の声)


お婆さんは拒否しているようだった。「やっぱ。ね」(心の声)


紳士が何かを老婆に耳打ちをしている。


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