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Mike ミケ  作者: momonga
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アパートの大家さん 永谷(ながたに)おばさん



Hello.

私はミケ。

この家に来てからいろんなことを覚えたわ。


人間のことを早く覚えたい理由は助けてくれた飼い主のぼうすけさんやお世話になった人にお礼がしたいからよ


そして最近覚えたことといえば


テレビのつけ方

窓の鍵と窓の開けた(網戸は開けない。心配されるから)

電気のつけ方・消し方..

大家さんの呼び方


そう。この間、はじめてこのアパートのぼうすけさんの部屋に怪しい人が入ってきた時に大家さんの呼び方を覚えていて良かったわ。


飼い主のぼうすけさんのお隣りの部屋はアパートの大家さんの部屋でね。

実はね、実を言うとぼうすけさんの部屋の押入れの奥に小さな穴が開いていて大家さんの部屋とつながっているの。


私はそこを通ってたま〜に遊びに行くんだけどね。


アパートの大家さんの永谷(ながたに)おばさんはとっても気の良いおばさんで私のことを良く理解してくれるのよ。


この永谷おばさんはいつもそこら中を掃除してて、新しくは無いけど古い掃除道具をいくつかとっても大切にしているの。


中でも大切にしているのがハタキ。

ハタキで上のホコリをよく落として掃除してるのよ。

私はヒラヒラしたこの掃除道具が一番好きなの。


おばさんは私が小さい頃からこれで遊んでくれていて棒の先端に小さい鈴までつけてくれたのよ。


ところが今回の事件でこのハタキがとっても役に立ったわ。






丁度探していたおばさんの目の前で大切にしている鈴付きのハタキを私はくわえると急いでぼうすけさんの部屋に入って永谷おばさんを呼んだの。


おばさんはぼうすけさんの部屋の鍵がいつもは開いているのに閉まっていることに気がついてドアをガチャガチャすると犯人は驚いて様子を変えたわ。


泥棒が慌てて散らかった部屋から逃げ出そうとすると近くの机に足をぶつけて転び大騒ぎになったのよ。


私は隠れながらこの様子を見ていたの。


泥棒は痩せた男で頭に何か被り大慌てで逃げられる場所を探している様子だった。


そして私と目が合ったかと思うと憎たらしく微笑んで窓を開けるや脱出をはかったわ。


けれども猫のようにはいかなくてぼうすけさんの二階の部屋の窓から落ちて怪我をして後から来た警察に捕まったのよ。



私は大家さんに抱かれながら犯人が救急車で運ばれるまでこの事件を全部見ていたわ。


結局、犯人は何も取らずに捕まったのだけど

私は後で大家さんにとっても褒められたの。


きっと永谷おばさんもとっても怖かったと思うけど勇気を出して良かったわ。


それに「中々山荘 アパート」の住人にも感謝されて今回の事件で住人の皆にも私の存在が知れ渡ったのよ。



中々山荘の住人についてはまた今度お話しするわね。











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