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再会
「珠子様参りました」
少しの沈黙の後、声が聞こえてくる。
「ずいぶん遅かったじゃない。入りな」
和樹さんは襖を開ける。すると、写真でしか見たことのない若い頃のおばあちゃんが居た。
「おば…あちゃん…?」
彼女は瞳孔を開き、口元を手で隠す
「もしかして…唯かい…?」
私はおばあちゃんの元に駆け寄り、抱き着く。
「おばあちゃん…私…私…!」
「唯…」
彼女と私は涙を流す。
色々なことがあった。全てはおばあちゃんの葬式から始まったこと。
ずっと思ってたことがある。それは
「会えてよかった…二度と会えないと思ってたから」
「私もだよ」
そうしてしばらくの間抱き合った。いつの間にか襖は閉まっており、私とおばあちゃんの2人だけの空間になっていた。
◇
「おばあちゃん…異界に初めて来た時の話を聞かせて」
おばあちゃんは抱き離し、正座する。
「分かった。話すよ。私の全てを」




