「IQ」とはなにか?
私は境界知能の彼女と暮らす中で、IQについて少し詳しくなった。だから、その情報を書く。
まず、IQ検査(知能検査)とは、心理士が行うものであり、それ以外による知能指数はあてにならない。
知能検査の代表的な物(国内)には、「WAIS」と「田中ビネー式」がある。
昭和の頃は、学校で知能検査が行われていたようだが、(旧)田中ビネー式(SD25)を用いたものだったらしく、現代のIQ論の主流である「WAIS」よりも、高い数値が出るようになっている。
なにより、教師が検査していたため、信憑性に欠ける。
お気に入りの生徒やお金持ちの生徒を忖度したり、学校の評判を上げるために有利な数値にいじったりなど、見えない問題があったようだ(子供が高IQだからと呼び出され、高い教材のセールスをされたなど)。
これは、子供の特性や教育環境を歪めるものであり、誤りだった。ゆえに、廃止された。
知能検査の数値は、その年代の中で高いか、低いか、といった話であるため、IQ130の10歳の子供より、IQ100の大学生の方が知識量や経験により、かしこい。
知能検査(WAIS)には、全検査IQと呼ばれるものがあり、これが一般的な「IQ」である。特定の項目(言語理解、知覚推理、ワーキングメモリ、処理速度)を1つだけ切り取り、知的障害、高知能というのは誤り。
それぞれの項目は連動しており、その総合値が「全検査IQ」と呼ばれる、みんながイメージしているIQである。
高知能者とギフテッドでは、「非同期発達(知能と心のズレ)」の有無に違いがある。IQ130を指標にするのは不十分。
高知能者は、何でもできるわけではない。好みや気質によって、知能の使い方に差がある。
IQとメタ認知能力は別物。医師や弁護士などの一般的に高知能を持つとされる人間が、つまらない犯罪をしてしまうのは、「知能」という道具に理性が振り回されるため。
IQとは、知能の一部に過ぎず、自分の人格やその価値を決めるものではない。
【まとめ】
・IQ検査は、心理士が行わないならあてにならない。
・一般的な検査はWAIS
・IQはその年代でどのくらいの知能か。
・項目を切り取り、それが全検査IQと語るのは誤り。
・ギフテッドをIQ130だけで判断するのは誤り。
・高知能者は何でもできるわけじゃない。性格や好みがあるため。
・高知能者が犯罪をするのは、「知能」という道具に自分が振り回されているから。
・IQ検査は知能の一部に過ぎないため、自分の価値を決めない。




