39/46
死んだ人は風になったり、星になる
私は、死んだ人はそこらへんにいると思っている。これはスピリチュアルな話ではなく、科学的な話だ。
人は死んだ人の遺灰などを大切に扱う。遺灰とは見える形になった分子の集まりだ。
そう考えると、「遺灰を大切にする」ということは、「死んだ人を形作っていた物を大切にしている」ことになる。
人間が火葬されたとき、煙が発生する。その煙にも亡くなった人の分子が含まれている。煙は空気中を漂うため、亡くなった人の一部は常に空気中を漂うことになる。
「私は風になって見守っているよ」「星になっているよ」というのは、慰めではない。
この言葉たちは、精霊を信仰するシャーマニズムなどから来ているのだろうが、火葬された人の分子が空気中にある以上、風が吹けばあなたを撫でるのは、あなたの大切なひとであり、遠くにある星も案外、あなたの大切な人なのかもしれない。
質量保存の法則だっけ。
亡くなった人は形を変えて、
あなたの隣でいつもあなたを見守っている。
私はそう考えて乗り越えている。
【まとめ】
・分子
・亡くなった人は、いつも貴方の側に。




