表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私の知肉  作者: ぽぴ
19/28

発達障害の種


(なんか、分かりにくい文章になったから【まとめ】だけ読んだらいいと思う。)



 以前、お医者さんのコラムを読んだときに、「発達障害の種のようなものがある」という話を読んだ。


 なんでも、ADHDの両親が子供を作ったとき、ADHDの子供だけが産まれるわけではなく、ASD(自閉症スペクトラム)が産まれることもあるという話だった。



 その遺伝の仕組みを、いま改めて考えてみると、一般的に優れているとされる特徴を持つ両親同士でも、発達障害の子供は産まれるし、両親の特徴を持たない子供が生まれたりもする。


それをやや分かりやすく説明すると、子供の気質は、両親から引き継いだ遺伝子(両親、祖父母、曽祖父母などの先代の遺伝子からなる″数百個の情報の塊″)から、ランダムな特徴が合わさって出来上がる。


「ADHD遺伝子」や「ASD遺伝子」といった、単一の遺伝子があるわけではない。


 もちろん、引き継がれやすい遺伝子があることは周知の通りだが、両親には無い特徴を子供が宿す場合もある。


 たとえば、私は股関節が生まれつき柔らかい。小さいころから、柔軟をしていないのに、前屈で手が地面につかなかったことは1度もない。大人になった今でもずっと柔らかいままだ。


ここまで際立つ変わった特徴を持つ人間は、両親や親族にいない。そうなると、この股関節の柔らかさは、私の知らない先祖たちの特徴が、複数合わさって出来上がったものだと考えられる。



 この例のように、遺伝はランダムで決まる。お医者さんが言っていた「発達障害の種」という話も、ADHDやASDを引き起こす種を、大抵の人間は持っており、その種の引き継がれ方によって、「ADHD、ASD、LD(学習障害)」、もしくは、それに似た特徴が色濃くでる、という話だった。




 大事なのは、「発達障害=悪人」というわけではないということだ。実際に、発達障害の人が書いたコラムを読み漁れば分かることだろうが、両親のサポートがある発達障害者は、深刻な状態に陥ってはいないようだ。


つまり、遺伝だけが完全に悪いわけではなく、発達障害かつ両親のサポートが無いという2つの条件が組み合わさったとき、子供の生き苦しさがより強くなるのだと、私は思う。



【まとめ】


・子供が発達障害になる可能性は、全ての人間が持っている


・「発達障害」という単一の遺伝子があるわけではなく、両親などから、発達障害になりえる複数の特徴が引き継がれたとき、発達障害になる。


・「発達障害」×「家庭環境の悪さ」が合わさったとき、子供の生き苦しさが増える。


・つまり、「特性」が「障害」に変わるかどうかは、周囲のサポートや環境によって決まる。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ