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5月 一般大会 2試合目 6

 ドリーム化繊のサーブが続く。


 永竹クラブはハーフセンター#6マメちゃんがレシーブ。乱れたレシーブをバックセンター#3キーちゃんが、ライト#1ヨシちゃんに二段トス。


 主審の吹笛。ドリブルの反則。


永竹クラブ3ー9ドリーム化繊


 ドリーム化繊のサーブ。


 永竹クラブはハーフセンター#6マメちゃんが、腰を落としてオーバーレシーブ。それをバックライト#9井口ちゃんが、レフト#17よっちゃんに二段トス。


 #17よっちゃんが、相手の2枚ブロックからワンタッチをとって、ブロックアウト。


永竹クラブ4ー9ドリーム化繊


 永竹クラブは#3キーちゃんのサーブ。低いサーブがドリーム化繊コートに向かった。


 ドリーム化繊はハーフセンターがレシーブ。セッターが速いトスをレフトアタッカーに上げる。


 永竹クラブは、3枚ブロックが不完全。


 またもや遅れたセッター#2ヤマちゃんのブロックに当てて、得点した。


永竹クラブ4ー10ドリーム化繊


 いよいよ、ドリーム化繊はメンバーチェンジ。


 陽介は、ベンチを立って、サーブも、チャンスボールも、交代したバックレフトに集めるように指示した。


 ドリーム化繊のサーブは、その交代した選手。


 強いサーブが永竹コートに来た。


 「ヤッパリこの人も上手いのか?」と陽介は感じた。


 バックレフト#13シズさんがレシーブ。ダイレクトでドリーム化繊のコートに向かう。


 ドリーム化繊は、中衛ライト(ライトセミ)がダイレクトアタック。決めた。


 しかし陽介は、この交代した選手が、バックレフトのポジションに戻り、レシーブの体勢に入るまでの動きを見逃していなかった。


永竹クラブ4ー11ドリーム化繊


 このあと試合は、必死にプレーするものの、ドリブルやネットタッチなどで失点する永竹クラブ、着実なプレーで得点を重ねるドリーム化繊の構図で進み、永竹クラブの2回目のタイムアウトを挟み、


永竹クラブ7ー18ドリーム化繊


 陽介が、二段トスをレフト#17よっちゃんに集めるように、またドリーム化繊の交代した選手にボールを集めるようにと指示したことにより、ドリーム化繊のチーム状況が良く分かって来た。


 陽介は、「まだ試合は終わってない!、2セット目に勝負をかける!」と、心に決めた。

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