348. 立ち読み
視聴番組のCM中にでも見れる(読める)程度の時間と内容を想定してます。
いつでもどこからでもどーぞ。
ご注意: 口語的語りとしています “い”抜き、“ら”抜き、その他文章定義はご容赦くださいね。(あ、誤字脱字も……)
【日くらし】
348. 立ち読み
連れと某コンビニの駐車場で待ち合わせとなりまして、かなり早くに着いてしまったのでコーヒーを買って車の中でスマホゲームでもしながら待つことにしました。(町外れのだだっ広いコンビニですから許してちょんまげ)
私の他には車が2台ほどで、店内には雑誌コーナーで立ち読みをしているオジサンの姿という至って普通の光景。
スマホのパズルゲームに夢中になっておりましたらあっという間に30分ほど経っておりまして、ヤツ(♀)はまだかと店内の方を見てみれば、あのオジサンがまだ(!?)立ち読みをしています。(全く同じ場所、姿勢で)
「えー、そこまで読み込むならもう買ってあげなさいよー」
なんて思いましたが、缶コーヒーひとつで30分も駐車場に居座る自分もどうかと思ったのでそこは許してあげました。
ただ、「そこまで熱心に何の雑誌を読んでいるの?」というのが気になって、再び入店し、さりげなくオジサンの後ろを通って確認したところ、どうもゴルフ雑誌のようです。
表紙に《曲げずに飛ばす5つのセオリー!》みたいな事が書いてあって、ゴルフ未経験・無知識な私にも、世のゴルファー諸氏がつい興味をそそられそうなワードであろう事は容易に想像ができます。
よくよく見てみれば、近所から「ちょっと買い物に」という恰好ではなくて、やや派手目のシャツと白い綿パンにカジュアルなシューズといった出で立ちで、もしかするとこれからまさにゴルフをしに行かれるのかもしれません。
そうなるとこの真剣な立ち読み行為の見え方が変わってきまして、なんだか試験や受験の直前にギリギリまで参考書を見ている学生のような、酷い言い方をすれば『諦めの悪い』付け焼刃感が漂ってきます。(ホント酷い)
というか、試験とかならまだしもこれって武術大会の出場直前で、たまたま目に留まった
《誰でも分かる!〇〇流の秘奥義五つの型!!》
なんて見出しの巻物を必死に読んでいるようなものではないのか?
なんだったら今更流派を変えようかくらいの話ですから、他人事ながらつい
「えー、オジサン(見るの)やめといた方が……」
と心配になってきました。
決戦前の一番の敵は、己自身の”迷い”であるのは歴史の証明するところです。
直前での気の迷いでどれほどの失敗と後悔、そして苦渋を舐めた事か……(ご経験ありますでしょ?)
その日の結果がどうであったかは分かりませんが、オジサンの一日が楽しいものであった事を祈るばかりでございますよ。
ではまた(ダメだったやろうなぁ…)
試験直前の参考書が功を奏した事って無いんだよなぁ(その人の運とかによりましょうけど)
それなら早く会場(ゴルフ場とか)入りしてストレッチとか、試験前ならお茶でも飲んでリラックスの方が余程有益な気がしますね。




