229. リップクリーム
視聴番組のCM中にでも見れる(読める)程度の時間と内容を想定してます。
いつでもどこからでもどーぞ。
ご注意: 口語的語りとしています “い”抜き、“ら”抜き、その他文章定義はご容赦くださいね。(あ、誤字脱字も……)
【日くらし】
229. リップクリーム
年中肌は荒れ荒れなのですが、唇は輪を掛けてカサカサゴワゴワでして、リップクリームは必須アイテムとなっています。
冬の時期などはもう大谷石のようにゴツゴツザラザラしていて、リップクリームを滑らすと”ガリガリ”とクリーム層を下していくような有様で、一塗りで数ミリは削れてるんじゃないかと思うほどです。(感触がもうね)
さて通常ですと(?)、ここから強引に“オノマトペ(繰り返しの擬態語)”についての話に持っていきがちですけれども、今回はあくまでも“リップクリーム”についてです。(アレアレ?)
いつもの事ながら、つい失くしたり、手元になくて苛々したりという事態に陥りがちなものですから気が付けば周囲に5,6個のリップクリームがあったりするのですが、かなりな頻度(擦り下し)ながら、中々使い切ることができませんで、最古参の物は果たしていつ購入したのか定かでない状態です。(目薬とかもそうですね)
世の中、リップクリームや目薬なんかを最後まで使い切る(切れる)方って一体どれ位居るのかなーって常々不思議に思うのですよねぇ。さてあなたはどうでしょうか?
中学3年生の頃にやたらリップクリームがブームとなった時期の事を思い出しました。
今と違って中学生で女子のお化粧なんてもう不良の印ですから(そんな時代です)表立っては出来ないわけですけれど、そこはどうにか背伸びをしてみたいお年頃。
薄っすらと色の付いたリップクリームが流行るのも道理なわけですが、それになぜか男子達も乗っかって(勿論こっちは無色ですが)、最早「リップクリームを持っている事」がステータスというか、
「持たざる者人に非ず」みたいになっていたように思います。
今考えると実にガキ的思考とムーブだなーってちょっと恥ずかしくもあり、懐かしくもあり……。
クラスに清水さん(仮)というサバサバしたキレイな子(勿論人気)がおりまして、その子が
「あ、リップ忘れた、ちょっとあんたの貸してよ」
とこれまたクラスで(比較的)人気の男子、小泉くん(仮)に声をかけました。
「ウヲーッ!間接キッスじゃーん!ヒューヒュー!!」
と周りのキッズ達は大はしゃぎ。
小泉君もドギマギしながら
「あ、ああ……」 なんつって赤い顔でリップクリームを渡します。(ホントに赤くなるのね)
受け取った清水さんはそのリップクリームをグリグリと半分ほど出したかと思うとカッターナイフで「ズバンッ!!」って1㎝近くを切り取り、自身にヌリヌリした後、更にそこから2㎝ほど切り取り
「サンキュー」って投げ返しました。
いきなり1/3になったリップクリームを渡された小泉君と、かける声を探しているキッズ達……
こんなリアルが日常だったって、私の学生生活も捨てたもんじゃないなー
っていう思い出です。
ではまた(私はもうゲラゲラ笑ってましたけど)
因みにその清水さんは今“小泉”という苗字です。
(……なんて展開だったら素敵でしょ?ごめんなさいね、ウソです。
リアルでそんな事は まーございませんよ?)




