第7話 あの子の特定に挑戦!俺本気だYO☆ 中編
まさかのトイレから始まるラブコメディ!
ミソフォニアで困っている彼女を救い出せ!
頑張れ主人公!負けるな主人公!
「ミソフォニアとは?」
特定の音に怒りの感情が湧いてしまう病気です。
・鼻すすり音
・咳払い音
・くしゃみ音
・咀嚼音
などの音が苦手な人が多いです。
「なんとなく……あの子だけは放っておけない気がしたんです。恐らく毎日トイレで泣いているんだと思います。それなのに誰も助けてあげないなんて……あまりにも……かわいそうだなと感じて、どうしてもあの子の力になりたいんです」
とても熱い魂が口から飛び出るレベルで、俺は理由を力説した。
「そうか、その強い気持ち、しっかりと受け取ったよ。なんとか話してみる」
「ありがとうございます」
「とりあえず今日はもう帰っていいよ。相談してくれてありがとね」
「はい、失礼します」
こうして進路相談室を後にして、家に帰った。
「おかえり、あの件先生に相談してみた?」
そう母が聞いてきた。
「ああ、そしたらあの子が誰なのかを調べてくれるって」
「それは良かったわね。あとは先生を信じて待つだけね」
「…………」
家族への報告を済ませた俺は、いつも通りの日々を過ごし、
次の日の放課後を迎えた。
「剛、ちょっといいかな?」
「山田先生!」
担任から声をかけられた。
「どうしたのですか?」
「進路相談室に来てほしい」
「わかりました」
こうして俺と担任は進路相談室へと向かった。
進路相談室へ向かっている途中、俺は昨日の話だなと思った。
一体あの話がどうなったのか不安に感じつつ、進路相談室に到着した。
「もしかして、昨日の話のことでしょうか?」
「うん。それで早速なんだけど謝らないといけないことがある」
「……?」
謝らないと……いけないこと?
「実はトイレにいる子が誰なのかは、既に知っているんだけど、剛に言っていいものかわからなくてね。隠していてごめん」
「いえいえ、その子のプライバシーに関する問題ですので、そういうことだろうと思っていましたよ」
まあさすがに他のクラスの生徒状況の共有ぐらいはするか。
そのことに気づけなかったのは俺の軽い知識不足だった。
「理解してくれてありがとう、それで昨日2-1と2-3の担任に確認をしてみたんだ。そしたら結構悩んでいたけど、君の熱意を信じて話すことを許可してくれた」
「そうなんですね」
「それでなんだけど、今からその子の名前とか、その他色々な情報を話すんだけど、約束してほしいことがある」
「約束してほしいこと……ですか?」
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