↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生女神は自分が創造した世界で平穏に暮らしたい  作者: RYUJIN
最終章 決戦!『デスティウルス』編
PR
187/230

『マナドゥ』迎撃戦2

 打ち上げられた砲弾は、それぞれが別々の『マナドゥ』に向かって軌道を変えて追尾していく。


 バシュウウウウウ・・・・!


「「!?」」


 そして、我が身に迫る砲弾を目視した『マナドゥ』は回避行動を始める。


 バシュウゥゥゥ!!


 しかし、それに追従するように軌道を変更した砲弾がそのまま『マナドゥ』へ吸い込まれるように命中した。


 ドガァァァン!バァァァァン!!!


 命中した砲弾は激しい爆発を起こして『マナドゥ』の防御魔導を突破し、その肉体を木端微塵にする。


 同時に、白銀色の光が『マナドゥ』を呑み込んでその『存在』を完全に消滅させた。


「・・あれは私が『人造ゴーレム』と戦った時に見た『誘導する火球』と似ていますね」


『おそらく、私が『メルティーナ』と『人造ゴーレム』に搭載した『誘導火球魔導』の技術を応用しているのでしょうね』


『その通り、この『浄化魔導誘導弾(グングニール)』はニアール嬢の生み出した誘導技術を応用して生み出されたものだよ』


 ユナとニアールの見解を肯定するようにマクスウェルは答えた。


 ガゴゴゴゴ・・・・ダァァァァン!!ガショ!カララン・・・・。


 バシュウバシュウバシュウ!!!


 その間にも『イルティア・レ・イーレ』から雨あられのように様々な砲弾が発射され、次々と『マナドゥ』を撃ち落としていく。


『くそ!数が多すぎる!!』


 しかし、『マナドゥ』の数が多すぎる為に撃ち漏らした個体が『イルティア・レ・イーレ』まで到達しようとしていた。




 ヴヴヴヴヴヴヴ・・・。


「いよいよあたし達の出番ってわけね!」


 クラリスは『プラタナ』のコクピットの中で気合いを入れる言葉を発した。


『私達も出るわよ!!』


『『クラリス様!私達も続きます!!』』


 クラリスの言葉にニアール、そして『ラピス』に搭乗する騎士達が応えた。


「ニアールの『メルティーナ』はともかく、貴重な機体なんだから簡単にやられないように頼むわよ!!」


『了解!!』


 クラリスは『ラピス』の騎士達に釘を刺した。


「殿下!あたし達も鬱陶しい『小蠅(マナドゥ)』を墜としにいきます!!」


『了解!気を付けてくれ!!』


「よーし、行くわよ!!『リデューシングソード』!!」


 ギュイ!!


 クラリスはコンソールを操作しながら操縦レバーを押し込む。


 バシュウウウウウウ!!!


 それに応答するように、『プラタナ』は背部から展開した補助アームに備わった鞘から『リデューシングソード』を抜刀し、接近する『マナドゥ』にむかって飛翔した。




 ヴォンヴォン・・・。


「ナラトス様!私達もいきましょう!」


「ああ」


「『リデューシングソード』抜刀!!」



 ウィィン・・ジャキン!!


『プラタナ』に続いて『メルティーナ』も『リデューシングソード』を抜刀する。



『クラリスには負けないわよ!!』


 キィィィン!ドゥン!!!


 そして、メルティーナも『マナドゥ』へと飛翔していった。


『よし、お二方に続け!『女神同盟軍』の騎士としての力を至高なる『女神様』にご覧いただくのだ!!』


『了解!!女神様万歳(ハイルア・イルティア)!!』


 ゴゥゥゥゥ!!!


 ゴゥゥゥゥ!!!


『ラピス』の騎士達は『女神様』の御前で戦うという状況により、最高潮の士気をもって魔導機甲(マギ・マキナ)を駆る。


 ゴォォォォ!!!


『『女神様』への脅威は滅するのみ!!!『リデューシングランス』!!』


 シュシュシュシュ!!!ズバシャァ!!


『マナドゥ』へ最初に辿り着いた『ラピス』が、携えたランスを巧みに回転させたながらその胴を貫く。


「ア"ア"ア"ア"ア"!」


 すると、貫かれた『マナドゥ』は不快な断末魔の声をあげながら消滅していった。


『よし、攻撃は有(・)効(・)だ!他の『ラピス』も私に続け!』


『了解!』


 バシュウ!!


「マダン・・・」


 一方、『プラタナ』に相対する『マナドゥ』は不気味な低い声を出しながら、向かい合わせた両手の間にマナを練りはじめる。


 ビシュウウウ!!


 そして、『マナドゥ』はマナが練り上がると、そのまま光線状になった魔弾を『プラタナ』に向かって発射した。


『はんっ!遅いわ!』


 バシュウゥゥゥゥ!!


『プラタナ』は『クラリス(ランナー)』の反射神経と持ち前の機動性によってそれを難なく回避する。


『お返しよ!!』


 ザシュッ!!


「ゴヴァア"ア"ア"ア"!!」


 魔弾を回避した『プラタナ』はすれ違いざまに『マナドゥ』を切り刻んだ。




 ヴヴヴヴヴ・・・・。


「『邪神』の『眷属』って言っても大した事ないわね」


 クラリスは独り言つと光魔導スクリーンに小さく映る遠くの『マナドゥ』を拡大表示して捕捉する。


「一時の方向に『小蠅(マナドゥ)』が五つ。距離は三千ってところね」


 ピピピッ!!


 クラリスは『マナドゥ』を捕捉すると、コンソールを操作してから自分の『髪飾り』に意識を集中した。


 ウィィン・・ジャキン!!


 クラリスの操作によって『プラタナ』は『リデューシングソード』を納刀する。


 パアァァァァ・・ズズズズ・・。


 そして、横にのばした右腕部の先から魔導式を展開し、収納魔導から『ホーリーバスターキャノン』を『顕現(マテリアライズ)』させた。


 ジャキン!!


『プラタナ』は『ホーリーバスターキャノン』を手に取ると、両腕部で構える。


 シュルルル・・ガチャン。


 そして、本体から引き伸ばした神白銀(プラティウム)ケーブルを胸部のコネクタに接続した。


『『ホーリーバスターキャノン』がぶ(・)っ(・)放(・)す(・)しか能がないと思っていたら大間違いよ!!』


 クラリスは声高く言うと、ほ(・)と(・)ん(・)ど(・)ノ(・)ー(・)チ(・)ャ(・)ー(・)ジ(・)で『ホーリーバスターキャノン』を発射した。


 ドキュゥゥゥン!!


 ドキュゥゥゥン!!


 ドキュゥゥゥン!!


 すると、『ホーリーバスターキャノン』から次々と白銀の光条が発射され、遥か遠くに存在する『マナドゥ』を次々と打ち落としていった。


『『プラタナ』の火器管制術式を甘く見ないでよね!!』


 ドゥン!!


『マナドゥ』を撃ち落として得意げになる『プラタナ』の横を『メルティーナ』が凄まじい速度で過ぎていく。






 ヴォンヴォン・・・。




「次は私たちよ!クラリスにばっかりいいところを見せられるわけにはいかないわ!・・ナラトス様!お願いします!」


「承知した」


「いくわよ!」


 ニアールは気合を入れると、操縦レバーのマナ出力調整スロットルを一気に開いた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。