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第16話ぺドロ編3
第16話
ブラジルのリオデジャネイロの大病院
「ゴホッゴホッゴホッ」と咳き込むぺドロ
ぺドロの母「大丈夫?」
心配そうに聞く
「大丈…ブ…じゃな…い…クルしい」
ぺドロは、息苦しそうに言う
病室は、暖かい…暖かいのだが、ペドロ自身は寒さを感じていた
息苦しさを感じていた
すると、廊下から看護師が大慌てで走っている様子があった
「皆様!ニュースですよ!安楽死薬の5380HBが届くらしいです!」
誰もが唖然とした
「3日後に死ぬのであれば、飲みたいという人は、翌日来るので看護師の私たちに伝えてください」
「死なせてくれ…苦しい」
老人の声に同感するように、呻き声型のクレクレが始まった
看護師「まだ来ません!しばらく我慢してください」
しかし、看護師達、宥めは聞かなかった
ぺドロは、胸の奥が苦しくなった
窓は閉まっていたが、中には寒さが少し屯をしていた
ぺドロの母は、ぺドロの耳を塞いだ
両耳だ
ぺドロの耳からはなんも聞こえなくなった
ぺドロの母は、気を使って塞いでくれたのだ
その状態は、数時間続いた
やっと終わったらしく、ぺドロの母は、ぺドロの両耳から手を離した
ぺドロ「僕苦しいけど、死にたくないよ」
涙を流しそうになった
ぺドロの母「安心してそんなことは、させないわ」
ぺドロの母は、キッパリ言った
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