表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/44

05 診断

ギルドの中は、建物の外よりも静かだ。

助かる。ワイワイやる気分じゃない。

しかし、改めてここが異世界だと思い知らされる。

レンガ造りの建物なんて、滅多に見るものじゃない。

暗くなってきた建物内に灯るのはロウソク。

この世界がいかに異質なものかを思い知る。


…………異質なのは俺か

着の身着のまま、

Tシャツにパーカー、ジーンズという姿

この世界ではえらく浮いて見えた。


「おお! 兄ちゃん! 変わった格好だな!!

よその街から来たのか?」


「……ああ」


びっくりした。

おっさん声でかい……


「ギルド参加ってどうやるんだ?」


「おっ! 兄ちゃん参加希望か!?

嬉しいねえ、最近はまた若いのが増えて……

ああ、悪い悪い。向こうに受付があるから

そこの嬢ちゃんに手続きしてもらいな」


おっさんが指さした先には、

木のカウンターがあった。

それとカウンターに置いてあるのは……注射器?


「どうも」


「おう! 気張れよ兄ちゃん!!」


ギルド参加で気張るかよ。

カウンターに近づくとはっきりとわかる。

確かにあれは注射器だ。


「ギルド参加の手続きを」


「はいはーい! 新人さんは今日で3人目だよー。

それじゃあ、左腕出して」


使うんだ……注射器…………


「痛っ…………」


何も言わずに刺したらそりゃあ声のひとつも出る。

ギルド参加で採血ってなんだよ。

受付の女は採血が終わった注射器を奥の白い箱に入れ

箱に浮き出た文字を見ている。

血糖値とかわかるのかなあ。


「ええっと、推奨職種は…………え!? えええ!!?」


なんだ。人の血液検査の結果がそんなに珍しいか。

やばいのか。血糖値が。俺23だぞ。


「…………はっ!

こ、これは失敬! あのですね……

あなた、何者ですか……?」


「何者でもいいから手続き済ませてくんない?」


急かすが、女は首を横に振る。


「だって、最上位職種、<暗殺者>ですよ!?

<隠密><格闘><剣技><魔法>のエキスパート!

その他の技能も軒並み超高度!

最上位職種4種の中でも、1対1の戦闘において右に出る職種は無いんです!!

マスターを呼んできます!待っててください!」


行っちまった……

周りがざわついてきたから

早くしてほしいんだけど。

最上位職種……強いってことで良いのか?

…………あの爺さんがマスターか?


「待たせてすまぬな。

おぬし、名はなんという。」


「桜田勇太」


「ふむ……ユウタ。

おぬしは<選ばれし者>じゃ。」


……はあ?

こんにちは

小夜寝草多と申します。


メインタイトルにもなっている

<暗殺者>のワードが満を持して登場です。

自分で書いといておかしいですが

個人的にギルド参加方法がいやです。

怖いです。


ここまで読んでくださった皆様、

ありがとうございます!

そして、これからもよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ