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姿くらまし

お守りを鷲掴する。


「手を上げろ。」


えっ?


「手を挙げるんだ!」


は、はい!


小生はこの世にないような勢いで手をあげた。


先生「おぉ!山田。この問題が出来るのかね!いや~先生としてもウレシイヨ。お前のような分際で手を挙げるなんて···」

ヴォン!


その瞬間、小生は某有名魔法使い小説の「姿くらまし」のように、瞬間移動した。


おい、な、なんなんだよこれは!?どうなってるんだ!



「ふへへへ。どうだ!?酔うだろう。」



うぶっ!少し吐きそうになった。


「吐いちゃえよ。な?吐いちゃえよ。」



う、うぅ!ごぱぁ!

とうとう吐いてしまった。


そのまま小生は気を失った。






むく。起き上がると、一面真っ白な空間が広がっていた。


ふぁ~んぁ。眠い。


ふと、横を見ると小生のように倒れているチビのじいさんがいる。


んん!?小っちゃくねぇか!?このじいさん。



見たところ、身長80cmほど...


だが少し丸々している。


じ、じいさん...?


小生はこのちびジィに話しかけた。...まだ起きない。...まだまだ起きない。見たところ起きる気配もない。



数分この作業を続けていると、「ぬ、ぬぉ~···」と言いながらピョヒン!っとちびジィが飛び上がった。


テメェ起きるの遅ぇんだよ!!


バチコォン!



小生はちびジィを思いっきり殴った。


そのままちびジィは2kmぐらい先まで飛んでいった。



な、なんだこのPower!


こんなに力はないはずだ!?



そう言った瞬間頭のなかにgyuiiiiiiiiiiiin!!という音がした。


小生はその場でしゃがみこんで頭を抱えた。



「や...お....太...」


何だって?



「やっほおー太郎!無事にたどり着いたか。実は一つだけ誤りがあった。...女、ゲーム、金の代わりに変な能力をあげてしまった...」




な・ん・だ・と・!?

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