狐の小噺(短編集)
「あおいせかいシリーズ」の短編集です。
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森の小道を抜けた開けた丘に、小さな家が建っている。中に住んでいるのは空という狐を騙る存在。訪れたものにはちょっとしたお茶と茶請け、そして短いお話を聞かせているらしい。しかし、その家のドアを開けるのは普通の方法では不可能だ。特別な「道しるべ」をもつ、手のひらの上のそれがなければ。
そして、それをあなたは手に入れたのである。
ここは、とある化け狐の小噺を集めたものである。
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森の小道を抜けた開けた丘に、小さな家が建っている。中に住んでいるのは空という狐を騙る存在。訪れたものにはちょっとしたお茶と茶請け、そして短いお話を聞かせているらしい。しかし、その家のドアを開けるのは普通の方法では不可能だ。特別な「道しるべ」をもつ、手のひらの上のそれがなければ。
そして、それをあなたは手に入れたのである。
ここは、とある化け狐の小噺を集めたものである。