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DATA:タルタロスの迷宮5

工場長さん、感想ありがとうございます!


ノーサイド


村の宿…そこの二階の窓から1人の青年が広場の武器屋前の騒ぎを見ていた。


セブン『あの2人…高等部に喧嘩売るとはなかなかやるな。』



現在の[ファンタジー]において最高の装備の1つとされる海のような色の[王者のコート]を羽織った中等部最強の男はただただ見守っていた。


レンサイド


レン『俺は…』

ユイ『ボクは…』

レン・ユイ『『男(女)じゃあ!!』』


シュレ『レン!対人相手なら装備を替えるみゃ!』

レン『もちろん!ウェポンチェンジ!』


ハデスの剣→嵐のガントレット


シュレは対人相手には使えないからな。

俺の相手は…ボリックか!


ボリック『…ぶっつぶす!』


ボリックは[鬼の金棒]を装備し直して俺に向かってくる。

真っ向勝負ならパワーで負ける…ならば!


レン『オオオオオ!』


突っ込む!

案の定相手は真っ直ぐに突っ込んでくる。

相手が武器を振り下ろす瞬間に…避ける!


ボリック『なにっ!?』


武器を振り下ろすボリックの動作は止まらない。

そして呆然としてる相手の右脇に…


レン『ギガストライク!!』


俺の拳がボリックの鎧の右脇の装甲を赤いエフェクトを出しながら破壊する。



ボリック『ぐあっ!!』


ボリック

HP:6000→5726


装甲に邪魔されたせいでダメージは少なかったがここからが真骨頂だ。


レン『ウェポンチェンジ!』


嵐のガントレット→氷牙刀


ここでウェポンチェンジの特性を1つ説明しよう。

呼び出した武器はもとからその位置にあった物を押しのけることができる。

ただしその武器で貫ける硬度のものに限られる…しかしながらあの鎧だと恐らく押しのけはできなかっただろうがその装甲を破壊し、アンダーシャツと肉になれば食事用フォークでも貫けるだろう。

ましてや氷のトゲトゲした刀なら尚更だ。

氷牙刀はボリックの右脇から心臓にかけてを


押しのけた。


ボリック

HP:5726→1(LOSE)



こいつら…特殊ルールで1残るようにしてやがったな。


焦ってデュエルルール(仕掛ける側が設定する)の確認をし忘れてたな…。


ユイは終わったかな?


サイドアウト


ユイサイド


ボー『クソッ!クソッ!なぜ当たらない!?』


ボーさん?とやらの攻撃をボクはさっきから避け続けている。

確かに一撃一撃は鋭い威力だが避けれないスピードではない。

というか…さっきのエリカの挑発が効いているのか動きが単調すぎる。

ボクもさっきの挑発から抜け出せなければ危なかったな。


レンの方は…片付いたみたいだ。

ボリックさん?とやらはよほどヒドい目に遭ったのか失禁している。


ボー『ちっ…中等部相手に特技を使わないといけないとはな!』


ボーさんとやらはそう言うと後ろに飛び退いた。


レン『ユイ!来るぞ!』

ボー『くらえ!バーニングスコール!!』


ボーさんとやらは空に槍を投げた。

その槍は赤く輝いており、ある程度の高さにまで達したら静止した。

そしてデュエルフィールドに炎の槍を多数降らせ始めた。

その槍はボク目掛けて降ってくる。



ボー『ハハハ!終わりだ!!』


レベル差もあるし(食らえば)終わりだな。


そう考えたボクは剣を構えた。


ボー『剣如きで無数の炎の槍が止められるとで…も?』


まず説明しておく。

ナイトのジョブはレベルが上がるにつれてクラスチェンジ先が増えるんだ。

クラスチェンジはある時に突然発生する。

発生条件はまだ解明されてないけれどクラスチェンジ先の情報はかなり存在するけど一度クラスチェンジをしてしまうともう戻ることはできない。

クラスチェンジ先からクラスチェンジすることも可能だが早くジョブの限界に達してしまうことも多々ある。

そしてボクがまず目標としているのはマジックナイト。

そのためにスキルも魔法系を集めている。

そしてそれが今回…活きたんだ。


ボー『ほ、炎の槍が…凍った!?』

ユイ『凍域…氷魔法スキルの技です。入ったものは問答無用で凍らせます。』


ボクの周り3メートルほどを囲む膜のような物…それが凍域の範囲だ。


もちろん凍らせられるのはボクが意識した物だけだけどね。


ボー『な…ならば!』

ユイ『遅いですよ。』


距離をとろうとしていた先輩は前半の攻撃で疲れていたのか楽に捕まえられ、凍域に入った。

ボー

フリーズ状態によりLOSE


ちなみに1人で麻痺やフリーズ状態にデュエルの最後にされると負けとみなされるよ。


[デュエル終了]


サイドアウト

レンサイド



ボー『お、覚えてろ!』


ありがちな捨て台詞を残し、ボーはボリックと共に[転移のクリスタル]を使った。

仲間とみなした者も一緒に運べるという点で相変わらず便利だ。


レン『エリカ、大丈夫か?』

エリカ『あ、ありがと…』


エリカは緊張の糸がほどけたのか座り込んでしまった。


ユイ『いったいどうして高等部と喧嘩してたの?』

エリカ『武器屋のおじさんに「お前で試し斬りさせろ」なんて言ってたから…』


バイハ4(バイオレンスハズバンド4)のやりすぎだろ…。


レン『ミチルやリンとかいう子はどうしたんだ?』

エリカ『ミチルはポーションの買い忘れがあったみたいでリンは生徒会の仕事でギリギリに…』


?『遅れましたですっ!』

ミチル『…愚かなる主(店主め、ポーションにぼったくりやがって…)』

エリカ『ミチルにリン!おかえりー!』



ミチルは今回は…いつもの忍び装束よりちょっと派手な感じだ。

防御力を重視したか…エリカにアピールしてるかだな。


もう1人の子は小柄でしっかり者といった感じだ。

修道女風の装備品…ということは後衛だな。


リン『あなたがレン先輩ですか?』


修道服の子が俺を見上げる。


レン『ああ。先輩ってことは…一年生?』


リン『はいっ!ちなみにミチル兄の妹です。』

レン『そっか、よろしくな!』

リン『はいっ♪』


満面の笑みで返事してくれる。

元気でいいな。


ユイ『そういえばそろそろ[門キー]狩りの時間じゃない?』

メニュー画面を開くとあと数十秒といった感じだ。


エリカ『よーし、それじゃ…行きますか♪』


俺達はタルタロスの迷宮付近に向かった。

次回は番外編いきます。

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