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淡々晋書  作者: ンバ
第八十二、王隠伝
221/313

四、兄の王瑚

4.

隱兄瑚,字處仲。少重武節,成都王穎舉兵向洛,以為冠軍參軍,積功,累遷遊擊將軍,與司隸滿奮、河南尹周馥等俱屯大司馬門,以衛宮掖。時上官已縱暴,瑚與奮等共謀除之,反為所害。


(訳)

王隠の兄の王瑚おうこは字を処仲しょちゅう

少くして武節を重んじ、

成都王の司馬潁しばえいが兵を挙げて洛へ向かうと

冠軍参軍さんぐんかんぐんとなり、功績を積んで

累ねて遊撃ゆうげき将軍に遷り、

司隷の満奮まんふん、河南尹の周馥しゅうふくらと倶に

大司馬門に駐屯、宮掖きゅうえきまもった。


時に上官已は暴虐をほしいままにしており

王瑚と満奮らは共謀して

これを除こうとしたが、

反対に害される所となった。


(註釈)

弟とは逆に兄は武官タイプですね。

「処叔」と「処仲」なので

この分だと長兄の字は「処伯」か?


前ページで鎮圧された

王敦おうとんも字が「処仲」なので

とても紛らわしいです。

「王処仲どの」って語りかけたら

二人ともこっち向く。


司馬潁の配下だったなら、

劉淵や劉聡とも面識があったのかな?


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