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淡々晋書  作者: ンバ
第八十二、王隠伝
218/313

一、父の遺業を継ぐ

1.

王隱,字處叔,陳郡陳人也。世寒素。父銓,曆陽令,少好學,有著述之志,每私錄晉事及功臣行狀,未就而卒。隱以儒素自守,不交勢援,博學多聞,受父遺業,西都舊事多所諳究。


(訳)

王隠おういんは字を処叔しょしゅくちん郡のちんの人である。


世世貧しく質素であった。


父の王銓おうせん暦陽れきようの令で、

少くして学問を好くし

著述を志しており、

いつも私的に晋の事績及び

功臣の行状を記録していたが、

いまだ成就せぬうちに卒した。


王隠は儒教の質素さを自ら守り

勢援(助けとなる者)と交わらず、

博学多聞で、父の遺業を受け継ぎ

西都の旧事の多くを※諳悉あんしつしていた。

(※暗誦できるほどに極め尽くしていた)


(註釈)

父親の影響で歴史著述に興味を持った王隠。


彼の著書もまた、裴松之はいしょうし

ちょこちょこ引用しています。


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