プロローグ 少し未来の話
初投稿です、難しい漢字はあまり書けませんし、書ける時間もあまりありません。それでも読んで下さったら幸いです。
フードを被り顔を隠す少年が重い足取りで路地裏を歩く、一歩一歩引きずり気味でもあった。
少年の頬には血と汗が垂れていた、その血は誰のものだろうか。
すると少年は壁にもたれかかり滑り落ちるかのように地面に座り込んだ、息は乱れ服も所々破れていた。
「あとどれくらいで動ける?」
不意に少女の声が聞こえた。
少年はそちらを向く、しかし少女の顔は暗闇で見えなかった。
「5分だ」
5分、この傷を癒すのにたった5分しか費やさない、それが彼等だ。現に少年の息は整いつつあった。
「わかった、じゃあ、わたしは貴方が回復するまで見張っておくね」
少女はそう言い少年の向かい側に座り少年を眺める。
「見張れよ」
「見張ってるわよ? ……ほら、誰か来た」
数秒後、地を踏みしめる機械じみた足音が聞こえてきた。
音からして5機以上、戦力はまぁまぁ。
「俺も動ける」
少年はそう言い立ち上がる、少女は少し驚いたようで、
「回復するの早くなったね」
少年は返事はせず、こちらに向かってくる者が来るのを陰で体が完全に見えない建物の影へと入った。
少女は呆れ気味にそれに倣い建物の影へと入る。
「わたしの方が先輩なのに」
とだけを言い。
息を潜める二人は、こちらへと向かう物の姿を見た、屈強な兵6機。〝Auto pilot independence type machine soldier″ 自動で敵と見なした者を薙ぎ払う機械兵。
機械らが少年たちに背を向けたら最後、破壊だ。
そして彼らが少年たちの前を通り過ぎたとき、
屈強な兵6機は電気を放ち倒れていた。
「相変わらずザックリね」
少女は再度呆れ気味にそう言う。
「手っ取り早いじゃないか」
フードを脱いだ少年は、その言葉を残し、路地裏を進んでいった。




