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本格的♂戦闘

(タイトルに深い意味は)ないです

かかってこい、何てことを言ったが、こちらから攻めないとは言っていない。まずは魔法使い、さらに詠唱開始して奴からつぶす。


ゴーレムは使わん。錬金術師の利点の約80%が潰れるがそれでも未熟な生徒には十分である。サルが戦闘不能リタイアしただけで同様を隠せていない。『ここまでやる必要があるのか?』という恐怖感に囚われ、よほど頭がイッてる奴以外の反応速度は低下している。


詠唱を開始しているのは2人、詠唱している魔法は中級雷撃に上級火焔か。まずは雷撃から潰す。上級魔法を唱えている奴の能力は詠唱簡略。詠唱時間が短くなり、今からじゃどう妨害しても発動される。雷撃唱えてる方の能力は威力強化。それも倍加なんてものではない。詠唱時間が長ければ長いほど威力がどんどん増加していくのだ。中級雷撃の場合威力は約16倍である。


よって危険度が高いのは雷撃である。


雷撃詠唱中の男子に向けて短剣、いわゆるナイフを投擲する。目標は腹。魔法使いの場合最もな弱点は胸である。肺が逝けば詠唱できなくなり、魔法使いの存在価値がなくなる。しかし生きているので守らざるをえない枷となる。


だが、あえて腹に投擲した理由は肺の場合肋骨に防御される可能性があるからである。今回の場合詠唱を止める事が最優先事項であるため、わざわざ発動される危険を冒してまで肺を狙う必要性は薄い。


投擲速度の初速は亜音速、秒速約300mだ。精度は高いとは言えず、本職からするととてもへたっくそだが、今回はこれで十分だ。


「雷よ、我が呼びかけに」


このタイミングで腹にナイフが突き刺さる。銃を撃たなかった理由は、銃弾が腹をぶち抜くよりもナイフが腹に突き刺さっている方がショッキングだろう?


クラウゼヴィッツは勝利は敵の物的・精神的な戦闘力の破壊であると定義しているので、まずは精神的につぶしにかかっているだけである。物量でつぶしにかかりたい衝動にかられるがまぁ一応我慢する。


で、阻止がまず不可能な火焔魔法が発動する。おそらく爆発系かと踏んでいたが、どうやら毒のようなもので、体温を急上昇させることにより相手に継続ダメージ、一定時間後に即死という類のものらしい。


まぁ効かないんだけどね。錬金術は解毒薬とかを作るのが仕事なのだ。この程度のバットステータスなんぞ問題はない。懐の中にしまってある瓶の中身を飲み干す。状態異常回復薬である。


これ一本で全てのバットステータスを解除できる。現代で作成可能なのは俺を含めて100人程度だけどな。


で、敵がまた接近してくる。盾が4、攻撃役が10、トリッキー系が5ってところか。


まずはトリッキー系の状態異常付与系から倒していく。猛毒塗りこんだダガーとか冗談じゃない。抵抗はあるが体全体から力が抜ける事は避けられないし、能力は確実に低下する。


「ってやっべぇ」


魔眼持ちがいやがった。眼鏡でカモフラージュとかせこい真似すんなぁ。まぁ気づかない俺が悪いんだがな。


石化、か。一番面倒な奴だ。最悪死ぬ。というか普通に死ぬ。


足はもうかちかちだ。筋肉までかたまってやがる。表面だけ固めるタイプじゃねぇのかよ悪質だなぁ。


「もらいました!」


首に向かって日本刀に一閃が迫る。居合道って怖いね。殺しに来てやがる。


「馬鹿め。甘いわ!」


右手に生成した拳銃で腕を打ち抜き、軌道をそらす。


錬金術の応用、空気錬金だ。空気の構成物質を変質させ、武器を作り出すのだ。


足が動かないのはヤバい。というかはやく魔眼持ち潰さないとな。


……魔眼持ちを盾4人が守ってやがる。クソが。テレパシーで作戦を常時伝えてやがるな。たぶん分割思考マルチタスクも持ってやがるだろうから常時作戦が更新されてるな。ありゃ。クソが。


「ちょっと大人気ないが、使わせてもらうぞ」


やむを得ずゴーレムの使用を開始する。


まずは大きさ3mほどの巨体を持つガーディアンゴーレムを俺の周囲に10体ほど生成し、相手を威圧する。


さらに魔眼持ちの周囲に状態異常無効のゴーレムを数十体生成し、相手を威圧しながら攻撃役に対してガーディアンゴーレムを送り付ける。さらに地面から後方の支援部隊に対する威圧射撃を加えるため、機関銃付きのタレットを横一列に並べ、一斉に射撃する。


これで基本的な陣形は確保できた。おそらく敵は石化させて嵌め殺すつもりだったんだろうが、盾役の攻撃力では一撃で破壊できない程度の耐久力を持ったゴーレムを大量に展開する事により魔眼を封殺。攻撃役は中々に破壊しずらいガーディアンゴーレムを送り付けこちらに注意を向けさせない。後方連絡隊はタレットの射撃のせいで中々まとまって指示を出せない。おそらく今頃後方連絡隊は、タレットを破壊させるように指示を出しているだろうが、攻撃隊は随時補充しているガーディアンゴーレムで手一杯。この状況で頼れるのは魔法使いである。


だが、魔法使いには魔法無効化処理を施したゴーレム、マジックキャンセルシリーズを送り付けておいたのでそっちの処理で手一杯だろう。魔法使いは基本的に近接戦闘は出来ないし、できたとしてもその道の中級にいけるかどうかというレベルだ。俺のゴーレムを破壊するには圧倒的に火力が足りないのだ。


で、ここで問題となったのは、特殊型の能力者の処理である。

 

特殊型とは、いろいろ特殊すぎてもうこれ分かんねぇな(傍観)っていう奴らである。主人公的な存在の奴らである。とりあえず主砲タレットを何門か置いておいたが、効果は薄いだろうし、それ以外の奴らをつぶすしかないな。


俺の戦闘スタイルは、いわゆる圧殺である。


圧倒的な数の暴力で相手をすりつぶす、実にシンプルだ。だがそれゆえに突破の手段が少ない。


一発が高威力で低連射系だとそのまま数で押しつぶされるし、手数で攻めようにも数が多すぎる。魔法を使おうにも魔法無効用のゴーレムもある。よって物理的な範囲攻撃という非常に珍しい攻撃手段が必要なのだ。それでももしいたら一体強力なゴーレムを作り出して差し向ければいい。


対応力の高さで俺は戦うスタイルなのである。


だが、圧倒的な個の存在に弱い。例えば俺の魔法無効効果をぶち抜ける魔法、例えば問答無用で集団を薙ぎ払える力を持つ存在などだ。


「……おいおい、無双シリーズじゃねぇんだぞ」


特殊型の奴ら以外はもう沈黙した。だが、特殊型の奴ら異常に強すぎて手に負えないのだ。


5人。そう、たった5人だ。だが強すぎて手に負えない。


1人目、固有能力ユニーク 死神

無敵瞬間移動(ワープのような何か)を繰り返しながら即死技ばら撒く。


2人目 固有能力ユニーク 巨神

攻撃範囲が目測より約10mほど広い。しかも強い。後背後に20mくらいのスタ○ドかペルソ○が現れたりする。


3人目 固有能力ユニーク 神龍

基礎スペック高いわ謎ビームぶっぱするわ何故かリソースが尽きないおまけ付き。


4人目 固有能力ユニーク 聖剣

闇に対して即死(これは微妙)。なんか剣からビームが出る。ビーム超性能。


5人目 固有能力ユニーク 武神

基礎スペック高杉。衝撃波とか何それ。波動拳ってリアルで撃つもんじゃねぇから。後魔法ばら撒くのやめろ。


……どうしろと。巨神とか俺と相性最悪だし。無双系はリアルにいないから夢があるんだよ。無双系がリアルにいたら対戦する人のやる気なくなるだろ。


クソ。どうすればいいんだ!

二日続けて3000文字くらい。嬉しいダルルォ!?

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