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妖魔と共に見る景色  作者: てぃたいむ
第1章 ムネーモシュネー
5/38

妖魔

食事を終え、一緒に片付けをしている時に聞いてみた。


「ミィって、人と何が違うの?」

「住んでるところと種族ですかね」

「違う。そうじゃなくて、なんか魔法みたいな人間には使えない技みたいなのはあるの?例えば“ふぁいあぼーる“とか“えくすぷろーじょん“とか」

「その“えくすぷろーじょん“が何かわかりませんが、特別な力ならあります。妖術と言うんですけど説明が少なすぎましたね、妖魔についてもう少し話しましょう」


ミィはそう言いつつ落ち着いた声で話し始めた。


「妖魔は人間が生まれる遥か昔から存在しており、さまざまなものを作り出した存在です。人間を含め命という概念を作り出したのが妖魔です。和乃さんが思っているような魔法はありませんが、新しいものを作り出すことができます。」


でも猫に変身できていたのはなぜなのかが気になった。


「それは、妖魔全員ができます。日本で言う1+1=2のようなものです。子供の時に教えられます」


だからなんで思考が読めるんだよ。


「あと、妖魔はつくった存在の力を使えます」

「つまり?」

「例えば、木をつくり出した妖魔は木を生やしてきたり、木を操作できます。」


なるほど。私の想像している魔法のようなものか。

一回でいいから見てみたいな。


「…和乃さんの想像しているような素晴らしいものではないですよ」


その時のミィの表情はとても暗く、感情がこもっていに気がした。


ミィはそんな表情がなかったかのようににっこりと笑い、

「ちなみに猫耳と尻尾はなくせますよ」

と言った。


私も深く考えずに

「じゃあなんでつけてるの?」

と聞いていた。


後悔している。この時私はもっと彼女のことを見ておくべきだったと。

とても、後悔している。


「その方が人間という種族は喜ぶと教えてくれた人がいたので」

「私は落ち着かないけどな」

「そうですか。じゃあ取りますね」


そう言い猫耳と尻尾を消した。


驚いたな、、、

すごく綺麗だったのだ。

いつもの口調や耳に気を取られすぎて気が付かなかったけど、

よく見たらすごく綺麗と思った。

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