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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

終わりの始まりのその日、魔女は「この子を愛してはならない」と言った【※ヒト×ケモ】 

作者:睦永 猫乃
【それを「愛」と呼ぶにはあまりに生ぬるい、共依存ヒト×ケモ ダークファンタジー】

 雪の戦地、トルタンダ。
 『一人残らず殺せ』
 命じられたその「仕事」に耐えきれず心を壊し、子供のように無垢な狂人となり果ててしまったケモ娘のフィー。
 むかし受けた恩のために彼女を見捨てられない青年イチヘイは、無邪気でどこか様子がおかしいこの幼なじみの相棒と共に、二人が育ったお師匠さまの家へ帰ってくる。
 イチヘイは彼女をこんなふうに壊した自身の人間性の欠落に悩みながらも、「残りの人生はフィーの心を見守りながら平穏に暮らしたい」と願う。
 なのに彼女を診てもらおうと訪れたこの家にお師匠さまの姿はなく、更にちょっと目を離した隙に、フィーは小さな〈マレビト〉をーーイチヘイの故郷と"同じ世界"から転移してきた花登という幼女をーー拾って来てしまう。
 どういう経緯か胸に奴隷の焼き印を入れられている花登。
 一方、この子をうちの子にする、といって聞かない気狂いのフィーは、反対するイチヘイに向かって『協力してくれるならあとは、イチヘイに殺されてもいいよ。ボク、イチヘイの言うこと、なんでも聞くから……』と、破れない魔法の誓いを結んでしまう。…………それがすべての、始まりとなる。

 ひとつ、ふたつと課された禁忌を犯し、幼い頃からそれぞれが『望み』『望まなかった』はずの結末へと流される彼ら。
 やがて明かされるフィーの秘密、イチヘイの正体、花登の真実、トルタンダの顛末と、その絶望。

 ――――果たしてそこに、救いはあるのか。

 破滅の中に希望をうたうヒトケモラブファンタジー、ここに開幕!

 【作品テイスト】
毎日22時過ぎ更新。物語はサクサク進めず、心理描写・情景描写に重きを置いてます。
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