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21 冬先輩とゲームをしました②

 その後も他の対戦格闘や横スクロールのアクションゲームを楽しんだ。

 リアクションが激しい冬先輩は、時折スカートの中が見えてしまう事もあるが、当人は気にしてない模様。

 それでも、冬先輩とのゲームは楽しめているのもまた事実ではあるけどね。


「じゃあ、折角だし最新作の『エクストラファンタジー5』でもやろうか」


「いいのですか? 冬先輩の楽しみが少し消えますよ?」


 ひとしきり対戦格闘や横スクロールのアクションを楽しんだので、冬先輩は買ったばかりの最新作RPGの『エクストラファンタジー5』をやろうと提案してきた。

 これも二人で楽しみたいと言うのが理由なんだけど、冬先輩独自の楽しみが消えてしまわないか心配なのだ。


「いいんだよ。 キミのスタイルとボクのスタイルとでは攻略の仕方も違うだろうしね。 一緒にやっても問題はないよ」


「じゃあ、序盤のストーリーだけでもやりましょうか」


「うん♪ あ、先にトイレに行ってくるね」


「二階のトイレはこの部屋の隣ですから」


 その懸念も冬先輩は問題ないと言った。

 なので二人で序盤のストーリーを楽しむことに決めた。

 その前に、冬先輩は隣にあるトイレに向かったようだ。


「さて、僕もソフトを差し替えますか」


 そう言いながら僕は冬先輩のアクションのソフトを丁寧にパッケージの入れてから紙袋に戻して、自分の買った『エクストラファンタジー5』のソフトをゲーム機に入れ、起動した。

 タイトル画面になったが、冬先輩がトイレから戻ってくるまでは何も操作をせずに待っていた。

 その間は少しだけお菓子を齧っていたが。


「お待たせ。 お、ゲームは起動してるね」


「タイトル画面から何も操作せずに待ちました」


「すまないねぇ。 じゃあ、始めていいよ」


 冬先輩がトイレから戻ってきたので、ゲームを始める。

 その際の先輩はちょこんと正座して見ていた。

 小柄なので、そういう様子がまた可愛いんだよなぁ。


「うん、流石にオープニングのグラフィックは綺麗だね。 まるで映画をみているかのようだよ」


「5年ぶりのシリーズ最新作ですからね。 それだけ力を入れてるんでしょうね」


「そうだね。 後はゲーム性だね」


「一番大事な部分ですね。 僕達にとっては」


 グラフィックに関しては現在のハードに適した綺麗な感じだった。

 次はゲーム性。

 僕や冬先輩にとっては一番重要なものだ。

 このオープニングが終わったら、操作ができるだろうからそれで序盤のゲーム性を確認しようと思う。

 多分、今までと同じく物語が進むたびに機能が解放されるタイプだと思われるが……。


「オープニングはスキップできるみたいだね。 ボクは見るけど」


「長いですからね。 前もそうでしたし」


 ようやくオープニングが終わり、キャラの操作が可能になった。

 そこで序盤のゲーム性はどうなってるか、見てみよう。

 少しでも楽しめれば問題はないが、現在の高機能ハード故の不具合が出る可能性もありえるからね……。



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