10 登場人物紹介(※第2章までのネタバレあり)
メリィ 15歳
・主人公。ネロのガチ恋ファン。生活の全てがネロ中心で、愛が重い。
・ネロに出会うまでは地味だったが、今は人が変わったように活き活きしておしゃれにも目覚めた。
・現在は学生。祖父の代で没落した貴族の血を引いている。
・父が商売で成功したため、生活に苦労はしていない。父の仕事を手伝ってお小遣いをもらっている。
・ネロには自分だけの騎士でいてほしい反面、ネロの安全のためにたくさん魔力を集めてもらいたいので、人気者になってほしいという気持ちもある。
ネロ・スピリオ 16歳
・もう一人の主人公。平民出身の騎士。エンカラは紫。
・父は村一番の狩人、母は村一番の美女。その血を色濃く継いでおり、弓矢の名手で美少年。
・色素の薄い柔らかい茶髪にアイスグレーの瞳。一目で苦労してきたと分かる憂いのある目つき。
・他界した父に代わり母を守ることを誓っており、難病に倒れた母の入院費と手術代を稼ぐために、騎士団に入団。
・最初から自分を強く推してくれるメリィに救われており、その想いに応えたい、可愛い、結婚したい、と思うようになる。
・騎士の二年契約を満了後、メリィにふさわしい地位と財産を手に入れて求婚するつもり。それまで推し変がないことを切に祈っている。
エナ 15歳
・メリィの友人。外国からの留学生。異国情緒あふれる背の高い美女。
・学食で困っていたところをメリィに助けられて以来、仲良くなる。
・最初は推し活、握手会文化を敬遠していたが、凱旋式典後、まんまとアステル推しとなる。
・認知してもらうだけでも大変なので、メリィのことが少し羨ましい。
アステル・エストレーヤ 20歳
・第二王子。星灯騎士団団長。エンカラは赤。
・老若男女問わず国民に愛される最強で最高の騎士。綺羅星のような強烈な魅力を放っている。
・マザコンでブラコン。最近犬を飼い始めてメロメロ。
・生涯現役、生涯独身を貫くつもりでいる。他の騎士にはその考えを押し付けるつもりはなく、結婚引退するなら心から祝福する。
・夢は存命中に使い魔を全て倒して、魔女の呪いを解いて国を救うこと。
ジュリアン・フレーミン 23歳
・副団長。魔術師(治癒・祝福が得意)。エンカラは緑。
・宰相を務める公爵の甥。仕事ができる男。基本的にニコニコしているが毒舌。知的な美形。
・ファンにはその二面性がバレておらず、普通に人気。
・アステルを崇拝しており、アステルのガチ恋ファンにはマウントを取るので嫌われている。
・本人に全くその気がないので我慢しているが、本当はアステルを次期国王にしたい。ストレスが溜まると第一王子を失脚させる策を練る。
トーラ・クロム 20歳
・双剣使いの剣士。エンカラは青。
・元々王家に仕える騎士の家系だが、アステルに忠誠を誓いたくなくて星灯騎士団に籍を置いている。
・どれだけ努力してもアステルに剣で勝てず、性格も合わず、仲はあまり良くないが、心底嫌っているわけではない。
・ジュリアンのことは大嫌い。
・ファンに対して塩対応だが、Mっ気の強い女性には人気。
バルタ・ダルト 24歳
・ならず者の頭目をしていた前科持ち。防御専門の重装騎士。エンカラは黄。
・トップ騎士唯一の平民出身。部下たちの減刑を条件に入団。
・大人の女性や男性から人気。
・平民街の下町を好み、よく住所を特定され、ファンからストーカーまがいの行為を受けるが、どこ吹く風。
リナルド・ソレール 19歳
・槍使い。名門伯爵家の次男坊。エンカラはオレンジ。
・女の子にモテると聞いて入団したが、恋愛禁止なため思っていたのと違うと泣いている。
・紳士的で騎士の模範となるような対応をするファンサの鬼。
・騎士団の賑やかし。素直な性格で愛されいじられキャラ。
ミューマ・レナス 16歳
・天才魔術師(攻撃・呪いが得意)。下位貴族出身。エンカラは白。
・祖父が開発した魔力譲渡の紋章魔術の研究を引き継ぎ、データ収集のために11歳の時に入団(最年少入団)。
・基本的に無表情で淡白。童顔で小柄。年上にも物怖じしない。
・同年代の女子と、年配の方に孫扱いで人気。
リリン・セロニカ 15歳
・ネロの同期。平民出身の大斧使い。エンカラはピンク。
・女の子に見間違う美少年。生まれつきの怪力で、魔力がなくても強い。
・明るく人懐っこい性格で、カフェの看板騎士。
・メリィにネロの情報を流してくれている。
クヌート・ゼーマン 17歳
・ネロの同期。高位貴族出身の槍使い。エンカラは水色。
・高圧的な言動で誤解されがちだが、とても仲間想い。
・ネロが王都の病院に入院中の母親と離れないように、北部行きを志願した。
ジェイ 20歳
・ネロの先輩。平民出身の剣士。エンカラは黄緑。
・面倒見がよく、取り繕った態度を取らない。異性の友達のような感覚でファンに接する。
・生まれ育った町では初恋泥棒と呼ばれていた。




