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狼女、手駒になる
「シャラザード公爵、お初にお目にかかります。僕として働いておりました、狼人、ギガスの娘、ギリスにございます。父は、公爵のお眠りの間に他界致しましたが、娘の私が、跡を継ぎましてございます。復活をお聞きし、馳せ参じました。」
狼女が、挨拶してくる。
俺になる前のシャラザードの手下の娘らしい。
さて、どうしたものか。
手駒も欲しいしな。
「そうか、ギリスとやら、よく来てくれた。父の事は残念であるが、これから宜しく頼む」
一応、それらしく言ってみた。
「ハハッ!」
胸に手を当て、腰を折るギリス。
「部屋は空いてるのを使うとよい。好きな部屋を選べ」
そう言って、中に通すことにした。
「他の手下達は、どうなった?」
と、一か八かで、聞いてみた。
「先の大戦で、主だった者は、倒されたはずです。生き残ったのは父だけだったと、聞いております。」
ギリスが答える。
「そうか、私の力及ばすですまない」
一応謝っておいた。
「何を仰います!あの憎き勇者と大賢者の、卑怯な罠のせいと聞いております。今度こそ、叩きのめしましょう!」
ギリスが言う。
とりあえず1人手駒が増えたのは嬉しい。楽出来るかも。でもまだ少ない気がする。部屋も余ってるし、後数人は欲しいな〜




