表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/58

退却

勇者は、スケルトンを倒しながら、考えていた。このままグールやスケルトンを倒し切った時、騎士団は何人残っているだろうかと。残った戦力で、シャラザード公爵を戦えるのだろうかと。

第二幕と聞こえた。もし次がシャラザード公爵なら、何とか戦闘になるかもしれない。だが、第三幕が控えていて、その後シャラザード公爵との戦いの場合、かなりの確率で、騎士団は残っていないだろう。森の大賢者は、いまだに到着していない。1対1で、あの伝説の吸血鬼に勝てるのだろうかと。500年前は、大賢者とかなりの数の騎士団とで、ようやく封印したと聞く。つまり倒せていない。勇者は囮役で、大賢者に封印してもらわなければ、抑え込めないのではないのだろうかと。

ならば、少しでも、騎士団を多く帰還させるのが、正しいのでは無いか、無駄に命を落としては、やられ損ではないかと。

勇者は決断する。

「皆の者!この場は一旦、退却するぞ!グールやスケルトンは、脚は遅い!私が殿を務める。退却だ!!」

そう叫ぶと、騎士団は、対峙している敵を放棄し、退却する。勇者は、騎士団と対峙しているモンスターのみを斬りつけ、騎士団の退却を助けていく。

怪我をして動けない騎士達は、他の騎士に肩を貸して貰いながら、逃げる。

貸して貰えた騎士は、幸運であった。生きてはいても、動く事の出来ない騎士は、迫り来るグールに、なすすべなく食いつかれ絶命するのであった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ