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グールとスケルトン

「モンスター達、倒されてちゃいましたね」

ゴブ美が言う。

「これから第二幕さ」

俺は笑いながら言う。

「エリック様、第二幕?」

不思議そうに聞くゴブ美。

「また血をもらうぞ。」

ゴブ美の首に白く光る牙を突き立てる。

恍惚の表情のゴブ美。

「さて、やるか。」

エリックはそう言うと、窓から飛び立ち、屋敷の前に落ちている人間の死骸に、魔法を放つ。

すると、死んでいる筈の死体達が立ち上がった。グールと呼ばれるアンデットである。

すでに骨だけになっていた死体も、立ち上がる。

スケルトンである。

それぞれ、落ちている武器を拾い、人間達の方に向かって行く。

「第二幕の始まりだ。」

その冷たい声は、何故か騎士団にまで聞こえたと言う。



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