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王の苦悩
アンデットの倒し方。それは頭部の破壊である。
アンデットとはいえ思考はあるので、破壊されたら動けない。
まあ、使い捨てのつもりだから良いのだが。破壊された事をゴブ美から聞く。傀儡を作った者には、活動中かどうかは分かるのだ。
眷属の手下が奪った魂は、ほぼ俺の物。少ない労力で、多い報酬。うん、楽ちんだ。
人間の王は、報告を聞いて青ざめる。
街の半数が死亡。冒険者や街の騎士もほぼ壊滅。
いかに街が王都から離れていて、王都の騎士団が到着するまでは、ある程度保つだろうと思っていた。それが出発の準備が終わって、今から出発という時に、報せが来たのだ。
王都の騎士団だけで足りるのか、もっと必要では無いのか。この疑問が頭をよぎる。
しかし、準備は整っている。騎士団の半数は、王都の防衛があるから、残り半数を派遣するつもりでいた。
王は、自分の疑問を、頭を振って振り払う。500人の騎士が向かうのだ。なんとかなる筈だと。




