お疲れ生じゃーーー♪
目に留めていただきありがとうございます
GWからだいぶ経ちましたね
第一章
ラスト
ズズーイと
読んでいただけたら幸いです
なんだかんだで最高に楽しかった♪ゴールデンウィークも終わり、日常という名の現実が、戻ってこなくて良いのに戻ってきてしまった。月曜日からしんどい数日間。
潤は完全に「GWボケカスNOW」を引きずりまくっていた。
昼間は学校の授業を受けながらぼけぼけと過ごし、夜になれば一転して天狗界での厳しい修行を……こなすフリをして、なんとかやり過ごす。
現世の日常と天狗界の修行のギャップ!?
なにソレ美味しいの!?
おいしくないよ!?
余計な体力を削られたくなくて、ヘトヘトなフリをしながら一週間をギリギリで乗り切り、ようやく迎えた土曜日。
やっとのことで、我が家も通常運転に♪
いつも通りののんびりとした時間が流れる潤の家に、突然、鳴り響く音。
ピンポーン♪
ピンポーーン♪
「ココ♪ 潤!♪ 帰ってきたわよ!」
リビングにいた母のローラの弾んだ声に、潤と姉のココ、そしてたまたま遊びに来ていた堀井先生が、弾かれたように腰を上げた。
急いで全員で玄関前まで出ると、そこには見慣れた二人の姿があった。
長い間、前線を離れて重要な任務に就いていた、潤の祖父と父である。
「久しいね……みんな……」
長旅の疲れを少しだけ覗かせながらも、父が優しく微笑む。
「いろいろ進展があったわい、とりあえず中に入らせておくれ!」
その隣で、祖父が豪快に笑いながら、旅塵を払うようにパパパと服を叩いた。
「喉が乾いたぞよ、キンキンに冷えたビールを頼む!!」
「はいはい、分かってるわよ。お義父様もあなたもお疲れ様。すぐ持ってくるから、みんなリビングに上がって」
ローラが嬉しそうにキッチンへ引き返し、冷蔵庫からよく冷えたビールの缶とグラスを用意する。
久しぶりに家族全員が揃ったリビングの大きなテーブル。
帰還を祝して、ローラが黄金色の液体を祖父と父のグラスに勢いよく注ぎ込んだ。遊びに来ていた堀井先生は、どこか神妙な面持ちのまま、テーブルから少し離れた椅子に恐縮したように腰掛けている。
「「ふぅ……!! お疲れ生じゃーーーっ!!」」
父と祖父が完全に同じタイミングでグラスを傾け、喉を鳴らしてビールを限界まで一気に飲み干した。同時に出た深く満足げな吐息が、リビングの広い空間に心地よく響き渡る。
「生き返るわい。生だけに! やっぱり我が家でみんなの顔を見ながら飲むビールが一番じゃな」
祖父がぷはっと息を吐き、空になったグラスをテーブルに置いた。その瞬間、二人の表情から旅の疲れが消え、真剣な面持ちへと切り替わる。
「さて、みんな。留守中、ここを守っていてくれて助かったよ。……色々と進展があったと言ったが、今回の遠征で、ようやく大きな山を越えることができたんだ」
父が背筋を伸ばし、みんなの顔をゆっくりと見渡しながら話し始める。
「いろいろと軍とも協力してな。あの『魔餓』を徹底的に解析したんだ。その結果、大分沈静化させることができた。これでもう、以前のように機能し、大きな自我を持ったような厄介な魔餓が出ることもないだろう」
父のその明確な言葉を聞いた瞬間、リビングを支配していた目に見えない重圧が、嘘のように消えていった。
潤も、横にいたココも、そしてローラも、張り詰めていた肩の力を抜いて心の底から安堵の息を漏らす。全員が「ふぅ」と息を吐き出すと同時に、窓から差し込む土曜日の陽光が、心なしか「ぱあああ」と部屋全体を祝福するように明るく照らし出した。
「あぁ……本当によかった。あの不気味なのがもう出ないってだけでも、一安心ね」
ココが胸に手を当てて、ホッとした表情を浮かべる。
「本当に良かったです。これで夜の修行にも、少しは落ち着いて集中できます」
潤が深く頷くと、祖父がその潤を見つめ、少し声を落として語りかけた。
「うむ、大分沈静化できたのは間違いない。……だがな、その原因もはっきりと分かったぞ。……あの魔餓を裏で操り、ここまで事態を大きくさせていた張本人は、億測通り先生の元上司だったワイ」
その言葉が落とされた瞬間、リビングの空気がピキッと凍りついた。
ココが息を呑み、潤も驚きで堀井先生の方を振り返る。
堀井先生の表情は、一瞬で険しいものへと変わっていた。先生は静かに立ち上がると、祖父と父に向かって、いつになく深く頭を下げた。
「やはり……そうでしたか。私のせいですわ!! そして当時からきちんとしていれば、、、皆様には多大なご迷惑をおかけしてしまい、本当にすみません」
「先生、謝ることではないわい」
祖父が大きな手を伸ばし、先生の肩をポンと力強く叩いて、優しく首を振った。
「お主が責任を感じる必要はどこにもない。奴が勝手に闇に落ち、しでかしたことじゃ。お主のせいではないわい」
「先生。君がここでサポートをしてくれていたからこそ、僕たちも前線で迅速に動けたんだ。自分を責めないでくれ」
父もいつもの優しい口調で、しっかりと先生のフォローを入れる。
先生は小さく息を吐き、恐縮しながらも、ゆっくりと席に座り直した。その瞳には、救われたような感謝の光が宿っている。
「ただ、今後第二第三の、あの元上司みたいな輩が出てこないとも限らんからな!」
祖父が今度は拳を握り、厳しい目を一同に向けた。
「今回の件を大きな教訓にしてな、二度と同じ過ちを繰り返さんよう、改めて天狗界と現世の仕組みそのものを、根本からしっかりと立て直してるところじゃ!」
「仕組みを立て直す……。それって、僕たちのやるべきことも変わってくるの?」
潤が尋ねると、祖父は「うむ、大仕事になるぞよ」と不敵に、しかし頼もしく笑った。
「マァ、とりあえず一番の脅威は落ち着いたからよかったよ! なあ、潤」
父がこれまでの緊張感をほぐすように、いつもの優しい父親の顔に戻って潤の肩をぽんと叩いた。
「うん。本当に、ひとまずは安心だね」
潤もようやく心からの笑みをこぼす。
世界の仕組みが新しく変わろうとしている。その大きなうねりを感じながらも、久しぶりに家族全員が揃った我が家の温かさに、潤は確かな安心感を抱いていた。
(あとは……ギャル化、マジでなおして。ほんと頼むよ、エナエマ……)
「お♡ジュンチン♡」
潤の背後に虹ががったひかるエフェクトととも
エナエマが呑気に現れた
「マカロンくれ♡」
――第一章・完
感謝♪
最後まで読んでいただき
ありがとうございます♪
エタリすぎてましたぁ
また続き書きたいと思いますが
とりま一旦
「完」です
ブックマークや反応あると
嬉しいです
ふふふ!
NOTEもアカウント作る予定です
よろしくおねがいします




