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温泉と俺と夢の彼女  作者: 蜜さん
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2/2

美少女は何をしても可愛い

 

 土下座をした俺はどうにか彼女を説得し処刑を逃れていた。青春真っ最中の時に人生終了してたまるものか。


 そんななか、まだ名前を聞いていない事を思い出し話題転換的な感じで聞いてみることにした。正直言うと一刻も早く俺が覗きをしていたことを忘れて欲しかっただけである。


 『ところで、君はなんて名前なのかな?』  


 変態覗き野郎からこの爽やかイケメン風のギャップ!通常の女の子ならイチコロであろう。そう、変人でもないかぎり・・・


 彼女は目を瞑りこう言った。


 『見た目は女子高生、頭脳も高3、その名も日向麻友!』


 『・・・』


 一瞬時間が止まった気がした。


 アレ?おかしいな?先程までの会話からして、クール系な子か大人しい子だとばかり思っていたが、これはなんだ?ギャップ攻めをしたつもりが、倍くらいのギャップで返されてしまった。


 唖然としている俺の前で、彼女は何故か涙目になっていた。とりあえず可愛い。抱きたい。などと思っていると


 『な、なによ・・・ナンパされたときはこう言いなさいってお母さんに言われたのに・・・』


 お母さんそれはどうかと思いますよ!?とツッコミそうになるのを堪え、俺は苦笑いをしてみせた。が、結果としては良かった。彼女はまともな子だった。それだけでなく、恥ずかしがっているのかどうかはわからないが、頬が赤くもの凄く可愛らしかった。


 『あ、貴方も名前くらい教えなさいよ!』


 突然の命令口調有難うございます!!と心の中で叫び俺は自己紹介をしたのであった。




 

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