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この壊れゆく世界でスキルを手に入れ生き延びる  作者: 小鳥遊ケイ
第一章 終わりの始まり
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第2話

ゆっくりと目を覚ます。

自分の部屋の見知った天井だ。


ゆっくりと覚醒していく頭で、昨日のことを思い出す。

いろいろと考えているうちに、眠くなってしまい、そのままベッドで倒れるように

寝てしまったんだった。


ただ昨日の出来事があまりに荒唐無稽だったこともあり、自分の妄想、もしくは夢落ちということも

ありえるので、念のため確認のために声を出す。


「ステータスオープン」


~~~~~~~~~~~~~~~

名前:霧型 藤次

レベル:2

職業:なし(選択可能)

スキル:なし

SP:10

~~~~~~~~~~~~~~~


夢ではなかったか。


寝ている状態でも、しっかりと横向きでステータスが表示される。

枕に顔をうずめると、ステータスは顔の正面、つまりベッドの下へとスッと移動する。


壁にかかった時計を見上げると、いまが9時過ぎであることを示している。

遅起きだが、土曜で学校は休みだ。


昨日はかなり夜更かしをしてしまった。

職業を決めかねて、ステータスウィンドウに指を近づけては、待て待てとひっこめて、

それを延々と繰り返していたのだ。

優柔不断という言葉が頭をよぎるが、その通りなのでぐっと飲み込む。


だが、昨日からすでに決めてはいた。

ただ最後の決定が出来ずに一夜を明かしてしまったが、ランダムにするのは決定している。

理由はただの直観なのだが、強いて理由を挙げるとするなら、ランダム以外の4つの職業は、

他の人と協力することが前提で作られている職業のように感じたからだ。


けっしてコミュ障であるとか、ぼっちであるとかそういうことではないのだが、ただその

「ケ」があることは自覚している。


学校でもこれといって親しい友人はおらず、家族と仲が悪いというわけではないが、

会話はこれといってない。

だがそのことを気にするかというと、あまり気にならない性格なのだ。


だが世間一般では、こういうのをコミュ障であったり、ぼっちというのかも知れないと

思いつつ、いやいやと頭を振る。

これについてはあまり深く考えない方が良いだろうと、思考を切り替える。


そしてもう迷うのはもう十分だと、職業選択画面を出し、慎重にランダムの項目を指で押した。


【職業は二度と変えられませんが、本当によろしいですか?】


「うわっ!」


驚いて声を出してしまった。

押すと同時に派手目な表示が急に飛び出してきたのだ。

二重の確認とか、本当にやめてほしい。

せっかくの決意がしぼんでいく音が聞こえる。


えーいままよ!とばかりに決意がなくなる前に急いでOKボタンに触れる。


【選定中です・・・お待ちください】


長い。

しばらく待っているのに、この画面から先に進まない。

待っていても仕方がないので、先に顔を洗ってくるとしよう。

【読者の皆様へお願い】


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よろしくお願いいたします。

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