第9話「ガチマッチに挑んでみるのも楽しいかもよ?」
「だーかーらー」
「デースーガー」
何やら静かな住宅街にはふさわしくない喧騒が、起きているようである。起こしているのは二人のゲーマー妖怪である。
「妖精よ!」
「いや、妖怪でしょワタクシタチ」
それはさておき。その視線は険呑そのもので、好事家が見たら「是非自分に!」と訴え出るレベルの物であった。なまじ両者とも顔の偏差値がバリ高なだけに、好事家のみならずとも、といえるレベルの睨みあいになっていた。
そこにやってきたのは犬飼美咲と城茂美である。相変わらずノックもなしの訪問だが、別にその辺を気にするサティスファクション都でもない。
美咲があいさつする。
「こんにちは、都ちゃん。……なにやってるの?」
茂美も追従する。
「隣にも聞こえるてるぞ。もうちょっと声を絞ったらどうだ」
「あらやだ、ちょっと熱くなってたみたいね」
「COOLがHOTになっちまったデス」
顔をくっつける程に近づいて睨みあっていたサティスファクション都とニシワタリが一旦離れる。
「で、一体何にそんなに熱くなっていたんだ?」
茂美の問いに、ニシワタリが答える。
「ガチマッチは、どれが一番楽か、という話デスヨ。ワタクシは“ガチエリア”だと思うのデスヨ」
「私は“ガチヤグラ”派よ。当然でしょ?」
「……“ガチホコ”じゃないのか?」
茂美の言葉に、サティスファクション都、ニシワタリ、そして茂美の顔に緊張感が走る。
「“エリア”デショ?」
「“ヤグラ”よね?」
「“ホコ”に決まっている」
睨み合いが再開された。今度は茂美も加入して、であり、三美人が三様の意見を持って、であり、それらを代表して、である。
「“エリア”なんてペソペソ塗ってるだけでしょ?」
「“ヤグラ”なんて乗っかってるだけでいいだろ?」
「“ホコ”なんて適当にホコ持って歩いてたらイイノデショウ?」
視線がつばぜり合いを始める。お互いにお互いをdisって、ヘイトを溜めている。一触即発の雰囲気である。
だが、それに付いていけない者が一人。犬飼美咲である。
「……、“エリア”? “ヤグラ”? “ホコ”? それ、『スプラトゥーン』の話なの?」
「……美咲、“ガチマッチ”、もしかしてやっていないのかしら?」
「ガチマッチっていうと、ナワバリバトルの上にあるあれ?」
「そうよ」
「うーん、ガチ、ってなってるからあたしみたいなへっぽこプレイヤーには敷居が高いかなー、って思ってやってないよ」
「……それは、勿体ないデスナ」
「勿体ない」
「勿体ないわね」
三人が一様にそう言う。そこにある種の圧を感じた美咲は、しかしどう対処すればいいのか分からず、おろおろとし始めた。
「え、と。何か駄目、なのかな?」
「駄目ではないわね。ただ、勿体ないということよ」
「? つまり?」
「出来る遊びがあるのに、放置するのは、勿体ない、ということデスヨ。“ガチマッチ”はルールがナワバリとは違いマスガ、ゆえに楽しい遊びなのデス」
「ナワバリばかり遊ぶのが悪いことは全くない。どっかの作者の人もずっとナワバリ専だった。が、それでも出来る遊びを遊びつくさないのは、ということさ」
「ふーん。でも、それなら何でさっきは遊びとは無縁な殺伐とした雰囲気だったの? 単にルール違いなんじゃないの?」
「ルールが違えば、そこにある理も違うのよ、美咲」
「そうデス。そこには厳然とした優劣が存在するのデス」
「その差を、他の者は理解していないから、戦いになるのさ」
「まあ、それはどうでもいいんだけど」
どうでもいい……、と三者三様に軽いアイデンティティクライシスに陥りかけていたが、美咲はそれに対しては全く気付かず、続ける。
「そんなに言うんだったら、“ガチマッチ”について教えて欲しいな」
「……、いいでしょう。教えてあげるわ。懇切丁寧過ぎて泣きが入る位にね!」
「と言うコトデ」
そう言うと、ニシワタリの背中から幟が出てきた。そこには、
“ガチマッチに挑んでみるのも楽しいかもよ?”
と書かれていた。ゴン、と天井を幟が打った。
「まずはどれから行きましょうか」
「基本的なことカラ。“ガチマッチ”には“ウデマエ”というものがアリマシテ」
「“ウデマエ”」
「これが勝てば増えて負けたら減るポイントによってランクアップやランクダウンしていくのデス」
「この間のフェスでのフェスパワーは、この“ウデマエ”を基準に初期値が決まっていたわね」
ソウデスネ。とニシワタリ。
「なので、これを増やしてランクを高めるのが、ガチマッチの目的です」
「成程」
「で、次に“ガチマッチ”ルール三種の話に行きまショウカ」
「どれがいいかしらねえ」
「最初からあった、“ガチエリア”、通称“エリア”の話がいいのではないカト」
「私エリア嫌いだから話したくない」
「……しかたありまセンネ。ならワタクシから続けて説明しまショウ」
そういうと、ニシワタリは説明を始める。
「“ガチエリア”の要諦、というのは、マップの指定エリアを塗り、確保することデス。100カウント確保出来れば勝ち、というルールデスネ
「塗るということは、ナワバリバトルと近い感じなのかな?」
「ソウデスネ。感覚としては延長線上と捉えて構いまセン。ただ、エリア以外を塗っても勝利に結びつかない点は注意が要りマスネ。また、こちらが確保していたのを奪われる、あるいは相手が確保していたのを奪う、という段になった時、カウントが離れていればいる程、取られた方がペナルティカウントが加算されマス。これが地味に重要なので覚えておくといいデスヨ」
「うん、覚えておく」
「サテ。戦い方の基本とか、話しておきマショウカ」
「同じ場所をペソペソ塗ってるだけでしょ?」
サティスファクション都の揶揄に、ニシワタリは牙をむいて牽制する。しかし、ちょっと怯えた美咲を見て、気を取り直し、咳払い一つから、話を続ける。
「その塗るというのにコツがあるのデスヨ。確かに、相手がいると塗り合いになって膠着状態、というのはありマス。デスガ、それを打開する基本があるのデスヨ」
「ほう、どういうものだ?」
茂美の問いに、ニシワタリは頷き答える。
「塗るのデス」
「……」
「……」
「塗るの?」
「そうデス。塗るのデス」
「それ、ペソペソ塗るのとどう違うのよ?」
「チッチッチ。焦っちゃなりまセンヨ。効果的に塗る、と言うことが重要なのです」
「効果的」
「まず塗るエリアは四角なのデスヨ。なので、横歩きなどで塗るのが効果的デス。また、ある一定割合以上を塗れば確保出来るので、完全に塗りつぶさないでもいい点も覚えておきたいデスネ。なので、相手が撃ってる辺りが範囲が狭ければ、無理に倒しに行かなくてもいい、ということデス。他には、自分はエリア内でやられないというのも、立派な戦法デス。やられた時のインクの飛び散りで相手側に確保される、ということも起こり易いのデスヨ。なので、エリア内には出来るだけ入らない、というのも重要デスネ」
「つまり、出来るだけ遠隔から撃っておくのがいいということか?」
茂美の問いに、ニシワタリは然り、と答える。
「エリアの防衛なのでエリア内で撃ちまくりたいところかもしれまセンガ、そこはちょっとずれて戦うのが基本デスネ。状況や使用ブキによってはエリア内に踏み込む必要は当然アリマスガ」
「でも、やっぱりじり貧になったりしない?」
サティスファクション都の問いに、ニシワタリは然り、と一応の回答をする。それからデスガ、と言う。
「その辺を打開するのが、一部のサブ及びスペシャルなのデス。さて美咲さん、この場合どういうサブやスペシャルが使えると思いマスカ」
突如話をふられて、美咲はえ? となるが、すぐに考え出して、そしておずおずと口を開いた。
「サブなら、スプリンクラーかな? スペシャルだと、トルネード?」
「まあ、70点ってところデスネ」
「わりあい高い! やった!」
意外な高得点に浮かれる美咲を見やりながら、サティスファクション都は口を挟む。
「ニシワタリ、それって正答はあるのよね?」
「ソウデスネ。100点の回答は、スペシャルにボムラッシュが欲しかった、というくらいデスヨ」
「つまり、塗りに強いサブやスペシャルを、ということか」
茂美の言に、ニシワタリは然り、と。
「とはいえ、他のサブが使えない訳でもないのが、面白いところなんデスケレドモ、それはさておき、サブとスペシャルをきっちり使えることが、そのままかなり状況を左右する点は覚えておいていいかと思いマスヨ」
「となると、有利なブキというのはそういうサブとスペシャル持ちか、塗りが強いブキ、ということになるのか?」
「そうデスネ。スプリンクラー持ちでは“N-ZAP89”、トルネード持ちなら“スプラシューターワサビ”、ボムラッシュなら“シャープマーカー”、あとは“わかばシューター”はインク効率の良さからエリア向きのブキデスネ。サブ、スペシャルともに汎用性が高いデスシこれに対してメタると色々ありますが、基本はこれらデショウネ」
「成程ね。あんまりやらないから、それなりには勉強になったわ」
「まあ、まだ初歩の話ですけれドモ」
「じゃあ次は、”ガチヤグラ”、通称“ヤグラ”の話を私がしましょう」
「お願いするね?」
お願い承ったわ、とサティスファクション都。
「“ガチヤグラ”のルールは、マップ中央にあるヤグラに乗って動かして、進行ルートの最後にある規定の場所に移動させることよ。どこまで移動させたか、というのでポイントが減っていって、ゼロになるイコール規定位置につくと勝利。お互いどちらも規定位置につかなかった場合は、減ったポイントの少ない方の勝利になるの」
「ということは、ヤグラに乗るのに皆が集中する訳なのかな?」
「基本はそうね。ただ、戦法が進化しているから、まず出来るだけ相手をたたいて乗る、と言う風になっていて、誰も乗らない場合もあるわね。この辺は、匙加減が重要だけど、長くなるから今回は省くわね」
「しかし、とりあえずヤグラに乗っていれば、問題ないんじゃないのか?」
茂美の言葉に、サティスファクション都はノーね、と言う。
「ヤグラに乗るにしても、攻めと守りが重要な要素になるわ。ただ乗っていては駄目なのよ。じゃあ、まず攻めの話をすると、ヤグラに乗りっぱなしっていうのは大変危険なのね」
「皆撃つもんね」
「そう。一応、ヤグラの柱を使って回避すると言うテクもあるんだけど、まだ美咲には難しいでしょう。それにヤグラに乗りっぱなしだと移動できる範囲も決まってくるから、その回避を使っても基本的に避け辛いのね。だから、攻めている場合でも、相手がきそうだ、と思ったら、降りるのが重要なの」
「降りるんだ! って、降りていいの?」
「ずっと降りていると、元の位置に戻っちゃうけど、少しの間は止まっていてくれるし、味方が乗る場合もあるから、少々なら大丈夫よ」
で、とサティスファクション都は続ける。
「進行方向にいる相手をきっちり排除してから、また乗るの。これのこまめな繰り返しが攻めの基本ね」
「単に乗ってるだけではいけないんだな」
茂美の言に、そういうこと。とサティスファクション都。
「で、次に相手にヤグラを取られた時の動き、守りね? これはヤグラには進行ルートがあるのは言ったと思うけど、そのルートの途中途中で相手を迎撃するのに向いた場所と言うのが何カ所かあるの。ヤグラの進行を見て、そこへ素早く行って迎撃する、というのが守りの基本ね」
「でも、ヤグラの場所次第でコロコロ変わるし、相手も分かってるから大変じゃない?」
美咲の言葉に、そうねとサティスファクション都。
「だけど、それ以外の位置で対処しようとすると、これが結構難しいのよ。時には臨機応変ってやつで奇襲をかける必要はあるけれど、これが中々成功しない訳。それに、美咲が言ったように、守りの位置が分かる、というのはこちらもだから、それを踏まえてどう動くか、というのを考えるのが重要な訳」
「成程なー」
「戦い易いブキはどうなりマスカネ」
ニシワタリの問いに、そうねとサティスファクション都。
「降りて戦う点を考慮すると、射程の長いブキは攻めにも守りにも有用ね。特定の位置で守りが出来るチャージャーやスピナーは重宝するわ。細かい差を争う場合とか、中央から動かせないように倒せるのは強いわね。それ以外でも高い相手を撃たないと、と言う場合があるからスロッシャーも局面によっては有用ね。後、単純に射程の長いシューターも当然入れていいわね。そして、サブにキューバンボム、スペシャルにトルネードやメガホンレーザーがあるとかなり戦い易いから覚えておくといいわよ?」
「短射程は辛いのか?」
「総じてね。マップ次第なところもあるんだけど、ローラーとか短射程だと迎撃できる局面が他のブキよりさらに狭まるから、使うなら練習は必須ね。まあ、ごちゃごちゃするマップだと有効ではあるんだけど」
「チャージャーが上手く機能するなら、やってみてもいいかもしれないな」
「そう思ってくれたら有り難いわ。さて、最後に“ホコ”」
「なら僕が話そう」
茂美がそう宣言して、語りだす。
「“ガチホコバトル”、通称“ホコ”はマップ中央にあるガチホコを規定位置に持っていくルールだ。規定位置に持っていけば勝ち。持っていけなくても、より規定位置に近く持っていた方の勝ち、というものだな」
「“ガチヤグラ”みたいにルートがある訳じゃないの?」
美咲の問いに、そうだなと茂美。
「基本的に、どういう道筋で持って行っても問題ないルールだ。だがまあ、美咲にも分かると思うが、マップの規定位置、大体リスポーン地点近くだが、そこに行くルートはそう多くないんだ。なので予めさんぽしていればそう迷うことも無く規定位置への道筋が分かるはずだ」
「ふーん」
それから、と茂美。
「“ホコ”には他のガチマッチにはない特徴がある。それがガチホコだ」
「……うん?」
「すまん、ちょっとわかり辛い言い方だったな。正しくは、ガチホコをどうやって取るかと、持ち運ぶときの状態が、他のガチマッチと違うんだ」
「どう違うの?」
美咲の問いに、それはだなと茂美。
「ガチホコは、置いてある状態ではバリアみたいなものが付いている。これを攻撃して破壊しないと、持ち運ぶことはできないんだ。そして、その攻撃で破裂した時、周りに大ダメージを与えるインクが出て、それが自分の色じゃない場合、当たるとやられてしまうんだ」
「ということは、最初はそこに撃ち合うの?」
「一概にそうとも言えないんだが、それは長くなるな。まあ、大体そういう理解で問題ないと今はしておこう」
「ふーん」
「そしてもう一つの違いが、ガチホコを持つと通常のショット、サブ、スペシャルが使えなくなる。そしてその代わりにガチホコショットが撃てるようになるんだ」
「ガチホコショット?」
そうだ、と茂美。
「ガチホコショットは、スーパーショットの廉価版という感じのブキだな。溜めることによって、そこそこ長い射程で一撃で相手を倒せるのを撃つんだ。これをメインに押していくことになる」
「ヤグラと違って、押したり引いたりは無いの?」
「ガチホコを持つと移動力が遅くなるし、自動で動く訳ではないからな。基本的に押していく形にするのが重要だ。そして、ガチホコを持ったらきっちりと倒すのも重要だな」
「適当に歩くんじゃないんデスネ」
そうだ、とニシワタリの言葉に返す茂美。
「基本的に前に少しでも進むものだよ。まあ、敵の火線が強い場合はきっちりと受けて立ち回るのも必要だが」
「となると、使用ブキはどれでもいいのかしら」
「そこは、考え所だ。常にガチホコ持つならいざ知らず、味方が持つ場合も往々にしてある。だから、味方のサポートをきっちり出来るブキを選ぶのも重要だ。チャージャーなどの倒すブキがいいだろうけれど、敵を効果的に排除出来るメガホンレーザーやボムラッシュがあるブキなどは重宝する。サブもキューバンボムのように倒したりどかしたりが強いブキがいいな。ブキチセレクションからなら“プライムシューターベリー”が適任かもしれない」
「長射程好きねえ」
「ほっとけ」
「まあ、それはさておき」
とサティスファクション都は一旦話を区切る。そして言う。
「大体こういうものだけど、分かったかしら、美咲?」
「うん、大体は。“エリア”がエリアを塗る。“ヤグラ”がヤグラに乗って移動させる。“ホコ”がガチホコを持って移動する。それが勝利条件だね」
「そうね」
「でも、そうなると塗るのはおざなりでもいいの? このゲームの肝じゃないの?」
美咲の問いに、三人が顔を見合わせて、同時に息を整え、そして同時に言った。
「「「なわけない!」」」
「うわっ!」
三人同時の同じ言葉に、美咲は面食らう。面食らう美咲に、サティスファクション都が言った。
「このゲームは塗るのが大事。最初にそう教えたはずよ、美咲」
「うん、そうだね。そういう話をしてたね」
「それについては、“ガチマッチ”も変わらないのよ。塗ると言う行為の方向性が違うけど、でも塗りはやっぱり大事なの」
「話からすると、“エリア”は重要みたいだけど、“ヤグラ”と“ホコ”ではそれほどでもないんじゃ?」
「“エリア”はエリアを塗るのがメインデスガ、その前の、移動する為の道筋作りと、相手の道筋を断つ動きも重要デス」
「“ヤグラ”はこちらの勢力圏を相手側の到達地点まで広げておけば、簡単には相手がやってこれないし、こちらの迎撃もやりやすいわ」
「“ホコ”は塗っていないとタッチダウンする場所にそもそも行けないからな。移動力も落ちているから、より塗れていることが重要になる」
「どちらにしても、塗りはおろそかに出来ない。それが『スプラトゥーン』よ? いいね?」
「アッ、ハイ」
さておき、とサティスファクション都。
「折角だし、ガチマッチがどういうのか、見ていく?」
「あ、うん!」
「今の時間はハコフグとアロワナの“エリア”デスネ。短射程でも比較的楽なマップデス」
「じゃあ、いっちょやってみましょうか。ペソペソ塗って勝ってやるからね」
「そう簡単にいきマスカネ」
「お手並み拝見だな」
「見てなさいよー」
そう言って、サティスファクション都はプレイを始めた。
それを横目に見ながら、ニシワタリが虚空を見て口を開く。
「と言うコトデ“ガチマッチ”の簡単な概略デシタ。いかがだったでショウカ。もう少し具体的な話はまたいずれ、ということでお茶を濁しマスガ、“ガチマッチ”はそれで楽しいものナノデス。こういうルールでの遊ばせ方も、『スプラトゥーン』にはある、と知っていただければ幸いデス。で、次回は」
「あー! カウント止まらないー!」
「次回は、美咲さんもそろそろ倒す動きを覚える時期かもしれない、ということで基本の撃ち方3タイプのお話などを。都、冷静になりなサイ。エリアに突っ込むの止めれば違いマスヨ」
「だって時間がー!」
「落ち着いてッテ。ということで、今回はここまで」
「……誰に話しているんだ?」
茂美の訝しげな眼差しは、ニシワタリには届かなかった。
『スプラトゥーン』、ガチマッチの話でした。基本的にルールの概略程度ですけれども、これが案外難しいので楽しいです。ニコニコ動画等でプレイ動画を見ると、より一層分かると思いますので、気になったら調べてみるといいかと。個人的には敷居が高い感があって最近までしてなかったんですが、やりだしたら楽しくて楽しくて。基本のナワバリバトルも楽しいんですが、よりシャープにルールがあるから、それを満たすのが楽しいんですヨネ。まあ、まだウデマエはB-と低いですけどね!頑張ってこの話書いている間に高めていきたいところです。




