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1-3-3

「…………は?」

「あれー? なんか反応うっすいなぁー? むー、おかしいなぁ……」

 虚をつかれたようにポカンとしてしまう俺に対し、少女の方は俺のリアクションが薄かったのが不満なのか、唇を尖らせた。

 ……よくわからないが、敵意はもっていないようだ。 とりあえず質問を欲しているようなので、現状で一番問いただしたいことを質問することにする。

「誰だお前」

「おぉっと最初の質問ですね!? 了解しました♪ では、自己紹介に移りたいと思いまーーす!! えぇっとぉ………………何から話そーーーー!!」

 あ、こいつうざい。

 ほんのり朱くなった頬に両手を当てながらブンブン頭を振り回すのは、照れを隠すためなのか知らないが、いちいち突っ込んでいたらキリがなさそうだった。 

「と、とりあえず名前から頼む……」

「おやおやぁ? もしやスバルちゃんの事が気になるお年頃ですかなぁ?」

「いやそれなんか意味ちが」

「了解しましたぁ!では気を取り直してぇ…………」

 俺の言葉を遮ってから一旦言葉を区切る少女。

 だが黙ったわけではなく、その場でまるで新しいよう服かってもらった小さな女の子のように一回転し、

「初めまして♪この度、『星屑の戦(スターダスト・スターダム)』の審判――『星観者(ホロスコープ)』を勤めさせていただきます、スバルと言います! スバルちゃんのことはぁ、スバルちゃんって呼んでね♪ プリーズセ~~~~~~イ、スバルちゃーーーーーーーーん!!」

 うぜえええええええええええええええええええええええええええ!!

 まるでアイドルがコンサートでファンに向ける掛け声のように自分の名前を高らかに良い放った少女改めスバルに対して思わず頭の中で感想を叫んでしまう。

 いや出会ってまだ一分もたってねぇのに失礼かもしれなけど、正直小町とかアクルックスとかがおとなしく見えるレベル! 日本語がおかしいと思うけどもう言動すらうるさいしうざい! 

 ……というか、俺の回りの女って妙にうるさいのばっかだな。 女の子って清涼剤じゃないのかよ全然癒された覚えねぇぞ女子に!

 なんか考えるだけで頭が重くなってきた……

「おやおや?どういたんですか? ホイ。 リピートアフタミィースバルチャーン」

「次の質問良いか?」

「アッレェ無視!?」

「うるせぇ当たり前だ。 こちとら本気で疲れてるっつうのにいちいち面倒なのに付き合ってたら身がもたん。 あと静かにしろ。 アクルックスが起きるだろうが」

 目だけでアクルックスが起きてないかを確認するが、実にスヤスヤと気持ち良さそうに眠っていた。その姿があまりにも無防備で、小さな子供にすら見えた。

 思わずこっちとしてもホッとしてしまう。 対し、スバルは俺のリアクションがお気に召さなかったようで、唇を尖らす。

「ちぇー……つまーんないのー。 あ、質問どぞー」

「意外と切り替え早いんだなお前…………じゃあさっきお前がいった、すたー、だすと……すたーだむ……つったっけ? 何なんだそれ?」

 うろ覚えだったのでなんだかたどたどしい言い方になってしまったが、何となくそれがアクルックスを巻きんでいる何かだというのは、予想できた。 だからその項目を選んだ。

 すると、スバルはなぜか釣糸に魚がかかったとばかりにニヤリと口角を上げ、

「ほほぅそれ聞いちゃいますかぁ? それを聞いたら、もう戻れませんけど、ホントにいいんですかぁ?」

 そう挑発してきた。 いや、言い方的には確かに挑発的だが、スバルのそれは、あくまで最終確認として、事務的な意味合いを含んでいるようにも聞こえた。

 故におれは特に苛立ったりはせず、いたって落ち着いたトーンで答える。

「ここまで巻き込まれたのに戻るもなにもねぇだろ。 さっさと話してくれ」

 それに、戻るということはアクルックスを見捨てるのと同じことだ。今更そんなことはできない。

 俺の返答を聞いて、スバルは満足そうに頷いた。

「了解しました♪ んじゃあ解りやすいように一個ずつ話していきましょっか! え~っとじゃまずぅ~…………よいしょ」

 スバルは少しだけ唸りながら、行儀悪いことに人の家の食卓のテーブルの上に腰掛け、

「その娘の事、どんくらいわかってます?」

 スバルはソファで眠っているアクルックスを指して言う。

 俺は記憶の中の情報を整理しながら、

「南十字座の『核星子』っていうやつだってのは聞いた。 あと『星使徒』の事も。 ……まぁ、それがなんなのかっていうのはわかってねぇけど」

 そこまで答えると、スバルは「ほうほう!」と頷き、

「了解しました♪ なら、『核星子ってのはなんなのか』ってところからの説明をしましょっか!」

「………………」

俺は唾を飲み込む動作と共に頷く。

「んじゃあ、説明の前にもう一個質問させてもらいますね!」

 スバルは一拍おき、


「『ゼウス』って知ってます?」


さて、今回はスバルが動きましたね、ちょっとだけ。

いやほんとね、ワンシーンどころかワンアクションしかないなって思いましたよ俺の話。

よ、読みやすさは売りなんだからね!?

…………ガンバリマス

後今回やっと、タイトルと同じワードが登場しましたね!

「星屑の戦」

さて、この言葉の意味は!?

皆様の感想、評価、アドバイスなどをお待ちしております!


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