2話『アンサー部はじめました』003-004
ーーーーーーーーーーー
3
ーーーーーーーーーーー
○同・廊下
ヒゲ仙人野宮(コマ右上)「勇者キタサンよ」
「部の生命線となる質問箱を どこか適当な場所に置いて来るのじゃ」
北川「(小声)仕方ないな…」
と、歩きながら。
ーー柱のカゲから覗く二人。
大木「って 何で尾行してんだよ!」
ヒゲ千人野宮「シッ!」
「キタサンって興味がないことには とことん無関心じゃろ?」
「だから質問箱を預けることで 少しでも部に興味を持って欲しいのじゃ」
北川、廊下の真ん中でキョロキョロ。
大木「止まったぞ」
野宮「いいとこ見つけたか?」
その場にゴミ箱をスッと置く。
二人【えええー!】
デビーン
ーーーーーーーーーーー
4
ーーーーーーーーーーー
峰山「おっ 北川 部活は上手くいってるか?」
と、教科書片手に。
野宮「まさかのゴリ山登場」
北川「先生って僧帽筋 鍛えてますよね?」
バックに背中の部位のイメージ。
北川「これ…背負えます?」
峰山「はっはっは 朝飯前だ」
ーーヒョイと片手でゴミ箱を背負う峰山。
大木「あれはまさか!」
野宮「設置という概念を捨てた 移動式!」
(引いた画)
二人【しかも 二宮金次郎みたいになってる!】
デビーン
教科書を開き、片手でゴミ箱を背負う峰山。
峰山「(小声)はっはっは」
バックに二宮金次郎の銅像イメージ。