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2話『アンサー部はじめました』012-013
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○同・校門前(夕方)
ーー校門方向へ歩く北川。
野宮「あ…校外はやめて!」
「キタサンが方向音痴なの すっかり忘れてた!」
大木「おい騒ぐな! バレるだろ!」
手をのばす野宮、羽交い締めの大木。
ーー立ち止まり振り向いている北川。
二人「(止まって)…あ」
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北川「ーーそこで何してる」
野宮「え…あ… キタサン遅いなーって心配になって… な!?」
大木「え? お… おおう!」
北川「ーーそっか ゴメンな… 心配をかけさせて」
二人「キタサン…」
二人【天使だ!】
「(小声)それに比べてウチらは 何て汚れた存在なんだ!」
と、地面を叩き号泣。
北川「(小声)え? ええ?」




