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詩
詩ですね。そのまんま。
本来独立では無かったんですが(そのまま次のシーンに行くはずだった)毛色が違うので独立させました。
前にもそれっぽいのあったと思うけど――変だったので(-_-;)
――助けたい。そう願ったのはその子の為では無かった。
自分の為。
その子があまりにも『あたし自身』とかけ離れていたから。
小さく。
か弱く。
泣き虫で。
――そうなりたい。理想の姿だったから。
――だから。あたしは、私を助けただけだった。
ただ。それだけ。
……だから。
だからあの子が悲しむ必要なんてどこにも無かったのに。
あの子がすべてをあたしの為に差し出す必要はなかったのに――。
ごめんなさい。
でも。
いつか。いつか、きっと。
返せるはずだから。
あの子にもらったすべてを。
その時は――笑ってくれるかな。
あの時の様に。




