あらすじ 機械と悪魔
1
ユーズレスはパンドラの迷宮最下層で、神なる馬、馬帝フィールアとの戦闘になる。
目の前で鉄骨竜を踏み潰されたユーズレスは、負の感情暴走してオーバーヒートする。
フィールアは耐えた。
ユーズレスの一撃を《生命讃歌》によって神界の植物を発現した。
動けなくなったユーズレスにフィールアが襲い掛かる。
メエェェェェ
クリッドは《強奪》、《生命置換》によって自身を取り込んで生まれ変わった。
山羊から羊となった。真なる悪魔は、更なる進化をした。
神なる頂きに足を踏み入れたクリッドがフィールアに挑む。
クリッドとフィールアの戦いは熾烈を極めた。
たが、フィジカルで羊が馬に勝てる道理はなかった。
スクラップ同然のユーズレスは稼働した。
ガードとチルドデクスの制止を振り切り稼働しようとする。
その時、鉄骨竜のブラックボックスがユーズレスに統合された。
ユーズレスは、鉄骨竜の記憶を巡る。鉄骨竜は、オールというユフト師の相棒であった。
ユーズレスは夢を見た。
夢の中でユーズレスは兄弟達に出逢った。
ユーズレスは統合した。
オールと兄弟達の想いを……
ユーズレスはハーフヒューマンへと進化した。
フィールアは震えた。
神なる馬は、機械であるユーズレスに恐怖した。
ユーズレスは、フィールアを圧倒した。
倒れたかにみえたフィールアはまだ生きていた。
力を使い果たしたユーズレスは動けない。
メエェェェェ
ボロボロのクリッドが無意識に剣を振るった。
ヒュン
その一振は、フィールアの一角を切り裂いた。
「ピィエエェェェン」
フィールアは一角からの神なるちからを失い。無害なポニーとなった。
どうやらクリッドいわく、フィールアはお腹が空いてイライラしていたようだった。
ユーズレスは、フィールアとクリッドに料理を振る舞った。
フィールアは料理の旨さに満足した。
皆は鉄骨竜の残骸に手を合わせた。
腹が膨れたフィールアは申し訳なさそうに鳴いた。
2
チルドデクスは、限界だったのだろう。シャットダウンした。
チルドデクスは、パンドラの迷宮をクリアしたユーズレスとクリッドを祝福した。
フィールアはユーズレスからアップルパイをお土産に貰った。
クリッドと喧嘩になりアップルパイは消滅した。
ユーズレスはリンゴがなくなったので、プレーンケーキを焼いた。
フィールアはお礼に種を託した。
フィールアはご機嫌で天界へ帰っていった。
秘密の部屋の扉が開かれようとしている。




