夢見がちな役立たずゴーレム、実は規格外でした (旧タイトル ～ゴーレムが見る夢は～魔道機械人形ユーズレス)

機械人形の父と称される天才魔導技師・ユフト師が最後にして最高傑作として作り上げた魔道機械人形《ユーズレス》。
これは、彼が異世界を巡る冒険を記録した、時を超えるファンタジー。

——機械人形に夢は見るのか？
——心とは何か？
——記憶と記録、そして人と機械の違いとは？

ユーズレスは、新たな“グランドマスター”を求めて旅に出る。時代を越え、心の欠片を探しながら。

物語の舞台は、かつて機械厄災戦争により文明が崩壊してから数千年後。
グルドニア王国歴509年、ウェンリーゼ領を突如襲った《厄災》——海王神シーランド（海竜王）による「海王神祭典」が幕を開ける。

王族の最底辺に生まれ、何をやっても不運に見舞われる未完の騎士・アーモンド。
彼はこの“海の竜王”を打ち倒し、真の聖騎士《パラディン》となれるのか？
西と東の姫君が流す涙の祝福は、彼に希望をもたらすのか？

そしてその時——
数千年の沈黙を破り、魔道機械人形ユーズレスの“真の力”が目覚める。

タイトル変更しました。
元のタイトル「ゴーレムが見る夢は」