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覚書/恐鳥ティタニス ノート20180702
Ⓒ 奄美剣星「ティタニス」
ティタニスは、490万から40万年前の南北アメリカ大陸にいた、恐鳥類の一種である。体高は2,5メートル、時速65キロ。鋭い嘴の一撃は、獲物の骨をも砕き、サーベルタイガーをも倒したという。このころ、人類は、まだアメリカに渡っておらず、直接接触しなかったのは幸いである。
南米が北米とつながっていなかったころ、同大陸を支配していた。中米で火山活動が活発化し、地続きとなると、ティタニスの一部は北米へ渡り、サーベルタイガーや狼と覇権を争った。
絶滅理由は、主に捕食していた有袋類が、環境変化によって消滅してしまったことだ。
環境変化とは、200万年前から1万2000年前は氷河期に伴うものだろうか。
ノート20180702