映画/『ゴッドファーザーⅢ』 ノート20180621
映画/『ゴッドファーザー』Ⅲ
コッポラ監督、アルパチーノ主演。
1979年、アメリカ、イタリアを舞台にしたマフィア映画だ。
父親ビトーの跡を継ぎ、コルネオーネ一家の当主となったマイケルも老いた。マイケルは、全米各地にある支部のボスたちに手切れ金を与え、マフィア稼業から手を引き、本体を気質の企業にしようとしていた。すると跡目を巡って、ボスの一部が反旗を翻す。
他方で、教会に寄付をやって財産をつくろうとしたとき、枢機卿が銀行幹部とはかって横領した。
マイケルの甥ヴィンセントは老衰したマイケルの跡目を継ぐ。ヴィンセントは、鼻っぱしらが強く、造反したボスや、枢機卿を始末する。だが、跡目を継がなかったマイケルの息子が俳優デビューしたので、マイケルは、別れた妻ケイや娘メアリーを誘い、一家そろって劇場にでかけたとき、刺客が襲い掛かった。劇場からでてきたメアリーは敵の銃弾に倒れた。
ラストシーンでは、シシリー島にある養老院で、マイケルが椅子に腰掛け、持っていたオレンジを落として死ぬところで終わる。
『ゴッドファーザー』Ⅲは、Ⅱの後日談で三部作の意図はなかったという。本作は、ヴァチカンを悪く描いたためか、アメリカでは評判が悪いと聞いた。
しかし、本作のエピローグで、マイケルが、若いとき殺害された最初の妻アポロニアや、別れた二番目の妻ケイ、やはり殺害された娘のメアリーと、代わる代わる手を取って舞う夢のシーンがある。これをもって、三人が『ハムレット』におけるオフェーリアであることを印象づけさせ、三つの作品の中では、もっとも余韻があった。――個人的には好みである。
ノート20180621




