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第5話

俺がこの幻想郷に来てはや1年が経過した

やはり1年が経過してるだけあってこっちの常識や生活にも慣れ始めてきた

だが、まだ1つだけ慣れていないものがある


「海斗、今日も修行を始めるから早く準備しなさいよね〜」


おもての方から俺が居候として住んでいる博麗神社の巫女 霊夢の呼ぶ声が聞こえる

霊夢の言う修行とは俺がまだ慣れていなく、そして最も苦手としている弾幕ごっこの事だ


(ほらほら早く準備しないと霊夢に怒られるわよ?)


「うっさいよ夢」


俺を茶化す様に準備を促したのは俺のもう1つの人格?である夢だ

彼女は俺とは違い弾幕ごっこがかなり美味い、ぶっちゃけ今まで負けたことがない


(海斗、そろそろ1勝ぐらいはしないとここではやっていけないわよ?)


そんな夢の発言に対して俺は言い返す事が出来ない


何故なら俺はまだ1勝もした事がないのだ


霊夢やその仲間達との練習を何度もしているのだが成績は0勝84敗1分ととても酷い成績だ

しかもその引き分けた試合は相手に急用ができたためである


「海斗!早くしなさい私だって暇じゃないんだからね!」


おもてから霊夢の少し怒った様に呼ぶ声がする

暇じゃないっていつも縁側でお茶を飲んでるか里に降りてるかしかしてないじゃないか と愚痴を小声で言いながら準備をする


(あ〜海斗そんな事言っていいんだ、後で霊夢に言っちゃうぞ?)


「マジで辞めてくれ、明日生きてるか不安になるから」


(まぁ、それもそうね海斗が死ぬと私も死ぬからね)


「そう言う事、んじゃ今日も死なない様に祈っててくれ」


(は〜い)


よっと重たい腰を上げ霊夢の所に行くのであった




準備をし神社の表へと行くとそこには霊夢の他に白と黒を基調とした服を着た魔法使い魔理沙の姿があった


「ん?今日は魔理沙が付き合ってくれるのか?」


大抵は霊夢と行っているのだが、稀に今目の前にいる魔理沙や烏天狗の射命丸、鬼の萃香などの妖怪達も弾幕ごっこの練習に付き合ってくれるのだ


「ごめん海斗、今からちょっと紅魔館に行ってきてくれる?」


「紅魔館?なんで?随分と急だな」


紅魔館、それは霧の湖の向こうにある紅い館だ

幻想郷には和風の家や建物が多く立つのだが、紅魔館はそんな幻想郷には珍しい西洋の館なのだ


「なんか何時もと様子が違うみたいなのよ」


「そうなんだ、私が何時もみたいに図書館に忍び込もうとしても居眠り門番は邪魔しないところが居ないし、図書館にも人の気配1つ感じないんだ」


「大体毎日行っている魔理沙が言うんだから信憑性は高いわ、だから海斗、魔理沙と一緒に紅魔館に行ってきてちょうだい」


「なんで俺なんだよ、霊夢が行けばいいじゃん」


「私は私でやる事があるのよ、ほらさっさと行かないと晩御飯抜きにするわよ」


(なんか大変な事になってきたわね〜、変におおごとにならなきゃいいけど)


変なフラグ立てるのやめてくれと言いつつ、先に飛んで行った魔理沙の後を追いつく様に紅魔館へと向かった


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