表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

魔力ゼロの落ちこぼれ令嬢ですが、魔法帝国の魔帝陛下に寵愛されそうです

作者:いづみ
前世はファンタジー好きの女子高生、現世は宮廷魔術師長の一人娘、魔力ゼロの落ちこぼれ令嬢。
❇︎一章は完結しております。

『ディアナ……私の寵妃……』
誰かが耳元で、私の名前を囁いている。
瞼は開いているものの、視界は霧がかかっているように不明瞭で、相手の姿ははっきりとはわからない。
びくりと身を震わせれば、からかうようにくちづけが落とされた。
幾度も繰り返されるそれは甘く、思考をたやすく遮って、蜜のように蕩けさせてしまう。
ーー貴方は、誰。
問いかけは、新たに注がれるキスの雨の中に埋もれた。
そしてーー

「なんっって夢を見てしまったの……っ!?」

お決まりの夢オチで目覚めた朝。魔法帝国バルハムート帝国、宮廷魔術師長の一人娘、ディアナ・ゾディアークは苦悩していた。
夢の逢瀬のお相手は、この大帝国を治める魔帝ディートリウス・アウレリアヌス・バルハムート。
若くにして皇帝の座についた彼が、急遽、花嫁選びの儀を行うことになった。人間の皇帝と彼を寵愛する精霊の王が共に国を統べるという、独自の統治体制を持つこの国では、花嫁の選び方も一風変わっている。
ーー誰が次の妃になるのか誰にもわからないーーそれを決めるのは精霊王のみであり、彼のものによる選定は〝精霊王の花摘み〟と呼ばれ、身分の上下も関係がない。帝国中の〝乙女達〟が選定対象になる中、見事、妃に選ばれた乙女は〝精霊王の寵妃〟として、皇宮に迎え入れられる。帝国中のうら若き乙女達が殺気立つ夜、魔力ゼロの落ちこぼれ令嬢である自分には関係のない話、とタカをくくっていたら……?
ーー様々な思惑が交錯する中で、ディアナは無事に寵妃になれるのか?



最初へ 前へ 次へ 最後へ
エピソード 101 ~ 122 を表示中
44 精霊杯とかき氷①
2020/07/09 15:29
45 精霊杯とかき氷②
2020/07/10 15:48
46 陛下とデートと学院祭①
2020/07/11 15:44
47 陛下とデートと学院祭②
2020/07/11 17:54
48 陛下とデートと学院祭③
2020/07/12 15:30
49 陛下とデートと学院祭④
2020/07/13 08:10
50 陛下とデートと学院祭⑤
2020/07/14 12:25
51 恋敵達の対立①
2020/07/15 07:20
52 恋敵達の対立②
2020/07/16 22:51
53 恋敵達の対立③
2020/07/18 08:44
54 恋敵達の対立④
2020/07/19 14:08
55 恋敵達の対立⑤
2020/07/19 18:14
56 罪と贖罪①
2020/07/21 08:01
57 罪と贖罪②
2020/07/22 16:21
58 罪と贖罪③
2020/07/24 09:06
59 恋敵達の決戦①
2020/07/27 09:42
60 恋人達の決戦②
2020/07/27 19:07
61 恋敵達の対決③
2020/07/29 09:22
62 クトゥグァの尻尾①
2020/07/31 09:28
63 クトゥグァの尻尾②
2020/08/01 13:09
64 彼の真実
2020/08/03 10:23
最初へ 前へ 次へ 最後へ
エピソード 101 ~ 122 を表示中
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ