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ガールライダー☆  作者: VANRI


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日常④【トニー】

フランが言うことは正論で、後ろめたいことしかない俺は何も言えなかった。


胸ぐらを掴んでいる力から、小柄な割に力が強いことが伝わってくる。


何か言わねばと口を開こうとした時、

メアリーがフランの背にそっと触れた。


「私は、大丈夫だから。心配してくれて、ありがとう」


なだめるためか、言葉を一つ一つ置いていくような話し方だった。


その言葉で、睨んでいるフランの瞳から怒りがふっと消え、俺を突き飛ばしメアリーの元へ飛んで行った。


メアリーの全身を前から後ろからと、くまなく観察し傷口もどうなっているかと包帯を外して見ていた。


メアリーは嫌がる事なく、それに穏やかに対応している。


全て見終えると安心したようで、

ブツブツ文句を言いながら、仕事があるからと不機嫌に部屋を出て行った。


俺の前を通り過ぎる時に溜め息をするのを忘れずに。


「悪いことをしたな…」


「フランはいつも心配性だから…

でももう大丈夫よ。落ち着いたみたいだったし。」


「仕事仕事って、情報屋も大変だな。」


「え?」


不思議そうに見上げるメアリー。


「ぁあそっか!言ってなかったっけ、フランの仕事。」


と一人で納得し頷きだした。


「情報屋じゃないのか??」



首を軽く振る。




「殺し屋よ?」






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