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ガールライダー☆  作者: VANRI


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出会い①

ドン!ドン!!



静かな街に銃声が響いた。


「さっさと金目の物持ってこい!!」

「さもないとこのガキども殺すぞ!」


10人ほどの盗賊が子供数人を人質に金品を要求している。

子供に向けられた銃口。大人達はどうすることも出来ず、盗賊の元へ家から金品を持って来ては小声で話をしている。


「保安官はいつ来るんだ?」

「若い奴が馬を走らせて行ったと聞いたが、、、」


ざわざわしている観衆をかき分け、カウボーイの格好をした小柄な者が歩いて行く。

金色の髪を一つに束ね、右手には銃を持っている。

カウボーイハットで表情は読めない。


「おいアンタ!どこ行くんだ!危ないぞ!」


それを見た高齢の男が止めるも聞く耳を持たず、足を止める気配もない。


子供達に銃を向けている盗賊の前へ行きピタッと立ち止まる。



「おい、てめ…」バン!


盗賊が口を開いた瞬間、銃を持っている盗賊の腕へ発砲。

一瞬の出来事で周りの誰もが時間が止まったように静まり返る。


子供に向けられていた銃は地面へ転がり、撃たれた男はうめき声を上げ血が流れ落ちる腕を押さえ倒れた。



その時、多数の馬の足音がだんだん近づいてきた。


「保安官だ!!逃げろ!」


盗賊たちは口々に叫び、慌てながら散り散りに逃げ始めた。


子供達はその隙に家族の元へ駆けていく。



『すまない!遅れてしまって!!』

保安官のリーダーらしき人物が馬の上から群衆へ声をかけた。金色の長髪がなびき、凛々しい顔立ちが露わになる。

十数人の保安官が到着し、人々から歓声が上がった。


『盗賊を追いかけろ!1人も逃がすな!』


その掛け声と共に部下の保安官達は一斉に盗賊の方へ馬を走らせた。

リーダーは颯爽と馬を降り、カウボーイ姿の者の元へ足早に近づいてきた。



『少年!何でそんな危ない物を持ってるんだ!』

銃を持ったままの腕を勢いよく掴んだ。


しかしその手をすぐに振りほどき、逃げようと背を向ける。


『待て!!』


もう一度腕を掴んだ時、少年の体勢が崩れカウボーイハットが落ちてしまった。後ろに束ねた金の髪が大きく揺れる。


リーダーを睨むその少年を見て思わず息を呑む。



『女か…?』







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