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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

病弱悪役令嬢は全力でヒロインと実利ある対立をしてトゥルーエンドを目指す

作者:浦和篤樹
 前世では普通に健康だった私が転生したのは、作中にそんな設定が一切出てこなかったのに何故か病弱な、乙女ゲームの悪役令嬢エヴァノーラだった。
 そんな私の生活は、一日の大半はベッドの上で、季節の変わり目は必ず熱を出して寝込む始末。
 友達だって、一人も出来なかった。
 おかげで暗黒面(悪役令嬢)に堕ちそうになったことも一度や二度じゃないわ。

 そんなある日のこと、私のお友達にってお父様が招いてくれたのが、伯爵令嬢のミリエッタだった。
 だから私はミリエッタに喜んで欲しくて頑張ったわ。
 だけど、無茶をした上、無自覚にやらかしてしまって……。
 その結果、私はミリエッタの人生を狂わせてしまった。

 こうして幼くして権力を持つ怖さを思い知った私は、自分を戒め、公爵令嬢として清く正しく生きると心に誓ったの。
 だけど……私を待つ未来は、シナリオ通り悪役令嬢堕ちすれば断罪されて処刑で、シナリオを無視して清く正しく生きても、王国のため、民のため、公爵令嬢の使命に準じて若くして死あるのみ……。
 どっちを選んでも死ぬしかないって、神様は私のことが嫌いなのかしら。

 だから私は学院に入学してゲーム本編が始まるのを機に、文字通り命を賭けて、とある計画を実行することにしたのよ。
 当然、ヒロインのレアナにイジメなんて無意味な真似はしないわ。
 やるからには、女としての格の違いと現実を見せつける実利ある対立を。
 目指すは、死の運命を退け生き長らえるトゥルーエンド!
 もし生き残ることが出来たなら、その時こそ私は……!

 ところで、私の汗で湿った寝間着と下着をまるで宝物のように抱き締めているけど、ちゃんと真っ直ぐ洗い物として出すのよね?
 あなたの良識を信じているわよ、ミリエッタ?

(注:ほのぼのイチャイチャもありますが、百合成分はやや控え目で、割とシリアスな政治的な話が主軸です)

 カクヨム様でも投稿しています。
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